知って得する病気の知識

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●胃潰瘍(いかいよう)、十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)とは

 食べ物の通り道である消化管(口から肛門まで)の内側は、粘膜で被われています。粘膜の下は粘膜筋板、粘膜下層、筋層、漿(しょう)膜といった部分で構成されており、消化管の壁を形成しています。「潰瘍」とは、このような消化管の壁がさまざまな原因によって傷つけられ、えぐられた状態を示します。一般的に,このような粘膜の傷が粘膜下層より深くなった状態を「潰瘍」、粘膜下層に達しない状態を「びらん」と呼んでいます。したがって,胃潰瘍と十二指腸潰瘍はそれぞれ胃や十二指腸にできた潰瘍ということになります。

 筋層や漿膜に到る深い潰瘍になると、胃や十二指腸の壁に孔(あな)が空いて内容物(食べ物が胃酸で消化されている状態)がもれ出てしまい〔穿孔(せんこう)性潰瘍〕、腹膜炎を起こします。こういった状態になると,命にもかかわってきます。

 近年では、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は薬で治すことができるようになりましたが、一方では再発しやすい病気として知られています。とくに、何回も再発を繰り返していると、潰瘍が、がんになる可能性もありますので、医師の指示を良く守り薬を飲むようにして下さい。

びらんと潰瘍
(びらんや潰瘍という言葉は、皮膚の病気や消化管以外の粘膜の病気でも使われます)


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