知って得する病気の知識

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慢性頭痛

●原因のある頭痛(症候性頭痛)

くも膜下出血や髄膜炎、脳腫瘍など、命にかかわる病気が原因で起こる頭痛があります。これらはいずれも非常に激しい頭痛を伴いますが、普段、慢性頭痛を持っている人の場合、いつもの頭痛だと考えて受診が遅れる可能性があるので注意が必要です。

1.くも膜下出血
脳は、外側から順に「硬膜」「くも膜」「軟膜」という3層の膜(髄膜)で覆われています。くも膜下出血は、この軟膜にある動脈にできた動脈瘤が高血圧などのために破裂して出血する病気です。発症後、数時間以内に手術など適切な処置を行い、再出血を防ぐことが非常に大切です。


【どのような痛み?】
バットで殴られたような、今までに経験したことのない激しい痛みに襲われ、その痛みがしばらく続きます。少量の出血を繰り返すタイプのくも膜下出血では、あまり激しくない痛みが反復するために片頭痛と紛らわしい場合があります。

2.髄膜炎

細菌やウイルスなどの感染によって、くも膜や軟膜に炎症が起こる病気です。よくみられるのは中耳炎や副鼻腔炎、カゼなどにかかったことをきっかけに発症するケースです。
症状が発熱と頭痛であるためカゼと間違えやすいのですが、炎症が脳にまで及ぶと意識がなくなることがあります。

【どのような痛み?】
脳腫瘍の痛みは、最初は弱く、直線的に次第に強まっていき、弱まることはほとんどありません。頭痛は早朝に起こることが多く、麻痺やけいれん、ものが二重に見えるなどの変調を伴うことがあります。また、吐き気がないにもかかわらず突然吐くこともあります。ただし、頭痛や嘔吐などを伴わないケースも少なくありません。

3.脳腫瘍

脳腫瘍とは、脳や脳を覆う髄膜、血管など、頭蓋内のさまざまな組織にできる腫瘍の総称です。はじめから脳そのものにできる原発性腫瘍と、他の臓器のガンなどが転移してきた転移性腫瘍があります。原発性腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍がありますが、良性であっても脳を圧迫するため、命にかかわることがあります。

【どのような痛み?】
脳腫瘍の痛みは、最初は弱く、直線的に次第に強まっていき、弱まることはほとんどありません。頭痛は早朝に起こることが多く、麻痺やけいれん、ものが二重に見えるなどの変調を伴うことがあります。また、吐き気がないにもかかわらず突然吐くこともあります。ただし、頭痛や嘔吐などを伴わないケースも少なくありません。

●危険な頭痛の徴候とその対処

脳に原因のある危険な頭痛の痛み方や痛みの経過は、慢性頭痛とは異なります。また、痛み以外の症状があるかどうかも判別のポイントとしては重要です。
もし、少しでもいつもと様子が違うようであれば、神経内科や脳外科を受診するようにしましょう。

危険な頭痛の特徴

  1. 突然の頭痛
  2. 今まで経験したことがない頭痛
  3. いつもと様子の異なる頭痛
  4. 頻度と程度が増していく頭痛
  5. 50歳以降に始めて経験する頭痛
  6. 力が抜けたり、手足の痺れを伴う頭痛
  7. 癌や免疫機能が低下している人の頭痛
  8. うつ病や神経症などの精神疾患を持っている人の頭痛
  9. 熱が出て、首を曲げられないようなひどい頭痛


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