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緊急時・けがをしたときの体の運びかたをご説明します 

動かさないほうがいいこともあります

 大きなけがをしていたり、意識がないときは、体を動かさないほうがいいこともあります。
 出血が多かったり、頚椎など重要な部分を損傷している場合、動かすことで状態が悪化することもあるからです。
 意識があるけれど起き上がれないというときには、先に、体のどこかにしびれたり、感覚がない場所がないかどうか、本人に確かめてください。
 救急車を呼んでいるときには、車が来るまでの処置の仕方を電話で教えてもらい、それにしたがって動きましょう。
 指示がないうちは、抱き上げたりしないようにします。
 体温が低くなってくるようなときは、毛布などで保温を心がけます。

動かすときの注意

 動かしてもよいということがわかったら、慎重に準備をして運びます。
 けが人を運ぶときは、ふつう担架を使いますが、ない場合も、体位をできるだけ変えないようにします。また、担架のように長いものが動かせない狭い場所もありますね。
 こういったときには、毛布や人手を使うとよいでしょう。
 いずれにしても、一人や二人で運ぶより、人数はたくさんいたほうが姿勢を変えず、静かに運ぶことができます。
 毛布を下に敷いてそれごと運ぶときは、毛布の端を蛇腹状に折っておくと、けが人の体を大きく動かさずに乗せることができます。
 また、多人数の手で下から持ち上げるときには、ヒューマンチェーンといって、お互いの手首をつかんでおくと、手がはずれることなくしっかりキープできます。

運べるおとなが一人のとき

 何らかの事情で、おとなが一人しかいない場合、子どもの上半身を慎重に起こし、背後から両肩を保持して、後ろ向きにゆっくり運びます。
 これは他に方法がなかったときだけにして、搬送はできるだけ救急隊員に任せたほうが間違いありません。
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