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ドアや窓などに指をはさんでしまった 

ありがちなケガ、でもちょっと怖いケガ

 子供の行動から考えると、ドアや引き出しなどに手や足を挟んでしまうことはよくあります。
 ごく普通のドアでは取っ手側とちょうつがい 側、両方で挟んでしまう場合があります。特にちょうつがいのある側に、手指を挟むと、テコの一番強い力が働くので、ケガの度合も大きくなってしまいます。場合によっては、骨折、粉砕骨折、切断という最悪の事態も招きかねません。
 引き戸ではどうでしょうか?、こちらも閉め方によっては強い力が作用しますし、戸と戸の間や戸袋に引き込まれたりすることもあります。

扉や引き出しの開け閉めに注意

   子どもは遊びに夢中になり、ついつい扉や引き出しなどを乱暴に閉めるということがあります。後から来た子どもが手や足、体を挟むというようなことも考慮しておかなくてはなりません。特に年上の子どもには、日頃から扉や引き出しの開け閉めは乱暴にしないよう、声をかけたり目配りしたりすることです。

万が一、手足を挟んでしまったときは?

 手や足を挟むと、痛みが激しいので、多くの子どもは大泣きするでしょう。一目見て損傷がひどいというときは、すぐに救急車を呼びましょう。出血があるときはその部分を圧迫して止血します。冷やしてよいかどうかは、救急の指示に従ってください。
 外傷がなくても、ドアで挟んだ場合のケガは重症になっていることもあります。明らかに骨折だというときには、整形外科を受診して治療してもらいましょう。子どものパニック状態が落ち着いて、痛みが治まってきたようなら、患部を動かせるかどうか尋ねてみてください。

正しい方法で治しましょう

 子どもの手や足は柔らかいので、骨が少ないような感じがします。確かに、骨格はまだ未発達で、X線写真を見ても骨と骨の間が開いていたり、骨の数が少ないように見えます。でもこれは、骨が少ないというわけではないのです。骨の元になる組織はあって、それが成長にしたがって硬い骨になっていくのです。
 子ども時代のケガは治りが早いのですが、正しい方法で治さないと、変形の原因になったりすることもあります。大丈夫だと思われても、必ず医療機関を受診するようにしましょう。
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