大学紹介

大阪医科大学

【教育】大きく羽ばたける人材の育成

大阪医科大学 医学部 教育センター長 河田 了

先生

医学教育センターは2003年に設置され、医学教育の実務とそれに伴う企画立案を使命としています。本学において2003年より導入されたカリキュラムは、もはやマイナーチェンジでは医学教育の環境変化に対応できない状態です。また、国際認証を始めとした世界的な教育改革の大きなうねりも押し寄せており、これらの時間的一致は決して偶然ではありません。それらに対し、医学教育センターは適切かつ迅速に対応することが求められています。本学ではいち早く問題解決型授業(PBL)や客観的臨床能力学習(OSCE)を導入しましたが、その後の経験からその光と影が次第に明確になってきました。医学は一般には人間を対象とすることから、その教育は基本的には世界共通であると考えられます。しかし、人種等による差異や文化・国民気質等への配慮や、それぞれの大学の建学の精神や教育理念を活かすことは必須でしょう。このような観点から、本学ではグローバルスタンダードである医学教育のコアな部分を中心とした特徴的なカリキュラム作成を目指しており、2017年度に新カリキュラム導入の予定です。国際認証評価では参加型臨床実習の大幅な増加が求められており、本学でも計70週程度の臨床実習を計画しています。単に時間を増やすのではなく内容の濃い実習を目指しています。また卒業時に習得すべき内容を明示し、その後の初期臨床研修にスムーズに移行できるようにしています。本学は都市型の医科大学です。卒業時少しばかり臨床で通用する力を養えば良いのではなく、医師となった後大きく羽ばたける人材の育成が使命です。また、医師としての品格やコミュニケーション能力、患者さんの心情に共感できる心を涵養することも極めて重要です。刻々変化する医学教育の荒波のなか、本学から自信をもって発信できる教育内容になるよう努力しています。

【研究】高槻から日本、そして世界へ

大阪医科大学 研究機構長 小野 富三人

大阪医科大学は、医療と研究に長い伝統を持っています。日々の臨床的な知見の積み重ねから湧いてくるアイデアに基づく研究に重きを置きながらも、それに加えて関連のある基礎医学的な分野も含めて、活発な研究が行われています。学外の大学、企業との共同研究も積極的に推進されており、自走式カプセル内視鏡・循環器疾患治療のための新素材や薬剤の開発・細菌感染症の制御のための新技術など、多くの分野で注目を集める研究成果を上げています。最近の話題として特筆すべきは、本年度から本学敷地内で関西BNCT医療センターの共同施設の設置工事が始まったことです。本事業は京大・阪大など複数の大学と自治体の共同事業であり、完成の暁には脳腫瘍などの疾患に対する先端的な治療が開始されることになります。また、それに伴ってBNCTに関連する様々な研究が行われようとしています。

私は本学で生理学教室の教授と研究支援センターのセンター長を兼務していますが、本学に赴任してから日がまだ浅く、17年間アメリカにいて、最後の8年間はNIHという、アメリカの医学研究の拠点となっている国立研究所で研究室を運営してきました。アメリカで見てきたいくつかの大学、研究所と比較してみても、本学は京阪神の要の位置にある立地に加え、長い伝統と蓄積、豊富な人材など、研究のための大きなポテンシャルを秘めていると思います。現在本学は研究力をさらに高めるために様々な改革が行われているところです。学生の皆さんも是非一度キャンパスを訪れて、研究の息吹を肌で感じてもらえればと思います。もう一点、昨年度から本学では研究医枠入試の制度が始まり、医療に加えて医学研究に興味をもつ学生を積極的に求めています。本学での今後の研究に、医学部生、大学院生、医師として、みなさんの参加をお待ちしています!

【学生生活】大学生活を楽しみながら、医学をじっくりと学ぶ

大阪医科大学 5年 執行 雅之
同 5年 平野 恵里子

平野:大阪医科大学の魅力は、なんといっても雰囲気の良さですね。学生同士まとまっていて、連帯感がある。勉強とプライべートのメリハリがついた、よく学び・よく遊ぶ人が多いことも特徴です。

執行:学習の環境が整っていると思います。新講義実習棟の5~7階にはPBLのための演習室があり、ホワイトボードやパソコン・プロジェクターなど、グループ学習に必要な機材がきちんと用意されています。この演習室は自主的な勉強会でも使えるんですよ。

平野:学年の横のつながりが強い医学部は多くあると思うんですけど、学年の垣根を超えてすぐ仲良くなれるのは大医大ならではじゃないかな。以前私が授業で発表した際、面識がない先輩から「こうしたほうがわかりやすいんじゃない?」とアドバイスを受けました。その後その先輩に道でばったり会ったとき「お茶飲みに行こうや~」と誘われて、結局学年を超えて10人くらいの人と飲みに行きました。

執行:先輩だけでなく、先生方も実習でわからないことなどを優しく丁寧に教えてくださいます。学生の面倒見がいいことも、魅力の一つかもしれません。

平野:大医大のキャンパスは交通の便がとても良いんです。最寄駅の阪急高槻市駅から徒歩5分ほどで着きます。また、大医大は部活動が盛んですが、他大学の医学部との部活動での集まりも、京都と大阪のちょうど中間地点の大医大で行うことが多いです。

執行:キャンパスがこぢんまりしていて周囲も栄えているので、友達や部活動を通して交流がある他大学の人と学内でばったり会って、そのまま遊びに行くこともあります。キャンパスライフを謳歌しつつ、医学を学びたい!という人に大医大はぴったりだと思います。

大阪医科大学
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7
072-683-1221
「医師になる」ということ。 読者アンケートはこちら