10年目のカルテ

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【泌尿器科】眞砂 俊彦医師
(鳥取大学医学部附属病院 泌尿器科)-(前編)

泌尿器科の仕事

山下先生

――まずは、泌尿器科の仕事内容について教えてください。

眞砂(以下、眞):泌尿器科は、腎臓を含む尿路系の臓器や男性生殖器、副腎などの後腹膜臓器を扱う診療科です。これらの臓器に関連するものであれば、尿路感染や排尿障害の投薬治療からがんの手術まで、内科的なことも外科的なことも担当しています。腹腔鏡やロボット支援手術などの先進技術も積極的に取り入れています。

――先生は、どうして泌尿器科に進まれたんですか?

:あまり他の人がやらないようなことをやりたかったので、整形外科や泌尿器科など、特殊性の強い分野に興味を持っていましたね。臨床研修中は消化器外科や消化器内科にも誘われて、ちょっと迷いました。最終的には、ある程度早く一人前になれるという点が決め手になって、泌尿器科を選びました。

 ただ、泌尿器科にはジェネラルな視点が求められる場面も多いんです。例えば救急外来でも、原因不明の腰痛などは、尿路系の結石を疑われて泌尿器に回されることが多いのですが、実はその中に、大動脈瘤などの重篤な病気が隠れていることがあります。こういう時、臨床研修で一通りローテートした経験が活きてくると感じますね。

 

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