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現在進行形で議論が重ねられている、新たな専門医の仕組み。
今回は、キャリアの観点も取り入れながら、最新情報をお伝えします。

2018年度のスタートに向けて

新たな専門医の仕組みは、当初予定より1年遅れの2018年度からスタートすることになりました。現在は、各基本領域の学会が「専門医制度新整備指針」に基づいて、それぞれの領域の専門研修プログラム整備基準やモデルプログラムを作成しています。今後、これらに基づいて研修プログラムの審査が行われ、2017年8月から専攻医の募集が開始される予定になっています(専門医機構の発表による)。

基本領域のうち総合診療領域のプログラムについては、2017年の3月末現在、まだ養成課程の詳細は決まっていません。総合診療に興味を持っている学生の皆さんは不安を感じるかもしれませんが、2018年度の開始に向けて、急ピッチで議論が行われています。日本専門医機構のホームページ等で発表される情報を、継続的にチェックしてください。

医療提供体制を担保しながら、同時に信頼に足る専門医養成のための新たな仕組みを作っていくのは、簡単なことではありません。まだ決まっていないこともありますが、日本専門医機構が中心となり、各学会や医師会、病院団体、自治体、そして現場の医師などの声も踏まえながら調整が進められています。医学生や研修医のみなさんの声も、このドクタラーゼ等を通じて、議論の場に出していく予定です。

今号では、医師のキャリアにおける専門医の位置づけや、ライフイベントと専門研修の両立などについて、先輩医師の経験も紹介しながら情報提供していきます。

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