交流ひろば

明日の医療を考える~医学生国際交流プログラム
若手開業医の会(Young General Practitioner Association, YGPA)

2017年8月17~19日にかけて、日本・韓国・台湾3か国の医学生・医師の交流を目的としたスタディツアーが日本で開催され、3か国から計74名が集まりました。

初日は「将来どんな医師になりたいか」についてグループでディスカッションを行い、話し合った成果を互いに発表しました。

2日目の午前中は、現場の医師たちをお招きし、『依存症治療の最前線』や『パフォーマンスの科学』についての講演をしていただきました。午後はスポーツや観光で交流を深めました。

3日目にはドクターたちに対して、各グループが医学生としての悩みや今の医療の問題について様々な意見を率直に交わすディスカッションの時間を持ちました。

kouga

香河 成澄
東京医科 歯科大学 3年

日本の医学生代表を務めました、東京医科歯科大学3年の香河です。考え方も文化も違う3か国の医学生たちで未来の医療や理想の医療人としてのあり方を話し合いました。次回は韓国で開催予定です。今後も仲間たちと共に成長していければと思います。


タイムスケジュール

【8月17日】

14:00~開会式・オリエンテーション
グループディスカッション
どんな医師になりたいか、グループで話し合い、発表しました。
18:00~ 観光浅草巡り、食事、スカイツリー、 銭湯など

 

【8月18日】

9:00~講演会垣渕 洋一先生 (成増厚生病院 東京アルコール医療総合センター センター長)他
13:30~
交流プログラム男子はフットサル、女子は浅草やお台場を観光しました。

 

【8月18日】

9:00~意見交換会医学生と医師のフリートーク形式の交流会。輪になって『3日間で得たもの』について互いに意見・感想を述べました。
13:30~Farewell Party食事を囲んで振り返り映像を見ました。ドクターから医学生へのメッセージや、参加賞の授与も行われました。

 

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飯舘村で多職種連携を学ぶ
いいたて「ごちゃまぜIPE(多職種連携教育)」ワークショップ

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2017年6月17日に福島県飯舘村で、村民と医療系多職種の学生が「ごちゃまぜ」になって語り合うワークショップが実施されました。福島第一原発の事故による避難指示が解除され、2017年3月より飯館村への帰村が始まっています。ワークショップでは、医療・福祉の体制が大きく変様した村で再び暮らしていくために必要なものや不安なことなどを、学生が聞き取りました。

No.23