第1回 Winter Fes 2019の活動報告及び今後のイベント予定
Medical Future Fes 副代表 東北医科薬科大学医学部医学科4年 岡田 瑞央
「教室に閉じこもるのではなく、外の世界に飛び出して様々なことを学び、全国の仲間たちと交流しながら新しい時代の医療を創り上げていく」をコンセプトに2013年からイベントを開催し、2016年より組織化されたMedical Future Fes(以下、MFF)は、2019年10月に前年度からの幹部交代が行われました。新たな体制で迎える第1弾の企画として「第1回 Winter Fes2019」を2020年1月に開催しました。今回の企画を立案するに至ったのは、患者さんと向き合うとはどういうことなのかを皆で考えてみたいと思ったからです。私は2019年にCBT及びOSCE試験に合格し、4年生の10月からスチューデントドクターとして臨床実習を行ってきました。その日々は目まぐるしく変化し大変ではありますが、非常に新鮮で、座学では学ぶことのできない多くの事が現場にはありました。その実習のなかで、目の前の患者さんと対峙することの大切さを痛感しました。この話をMFF内でしたところ、目の前の患者さんだけではなく将来の患者さんと向き合うことも大切であるとの意見が出て、臨床と研究の2方面から医療を斬ってみようということになりました。そこで今回は「断らない医療」を実践している川崎幸病院の救急センター長の鶴和幹浩先生、人工血液の研究をしている防衛医科大学校准教授の木下学先生を招請させていただきました。新体制に変わってからイベント開催までの準備期間が短かったものの、多くの医療系学生や、将来医療に従事したいと考えている高校生、実際に医療従事者として働いている社会人が参加し、非常に有意義なイベントになりました。
さて、新たな体制で迎える2020年ですが、今年も色々な企画を開催していく予定です。現在予定している2020年のイベントは、以下の通りです。
1月 第1回 Winter Fes 2019(既に開催済)
3月 災害ワークショップ(新型コロナ感染症のため中止)
4月 『初めまして』の印象を良くするには??
~新生活に向けて~
6月 医療なき地域に医療を
7月 医療系学生から中高生へのメッセージ
8月 Summer Fes 2020
9月or10月 ツムラ工場見学
今年もMFF最大のイベントである「Summer Fes 2020」通称「サマフェス」を開催予定です!去年は旅行医・性教育・ドーピング・漢方・産後ケア等、様々な企画がありましたが、今年はどのような企画が展開されるのか...お楽しみに!
最後になりますが、MFFではメンバーを募集中です!一緒に医療について考えてみませんか?気になった方はぜひ下記までご連絡くださいませ。よろしくお願い申し上げます!
MAIL : medicalfuturefes2016[a]gmail.com([a]をアットマークに変えてください)
「医学生理学クイズ日本大会(PQJ)2020」開催のご案内
東京医科歯科大学MiSH PQJ委員会 岩田 陽太
東京医科歯科大学で医学生理学クイズ日本大会(Physiology Quiz in Japan, PQJ)2020を開催します!
~どんな大会?~
全国の大学生が集まり、生理学をメインとした基礎医学の知識を競い合ってNo.1を決める大会です。今大会は東京医科歯科大学医学科5年生を中心に運営しています。クイズ終了後には親睦パーティーも開催します。
~どうして生理学?~
生理学は人体の機能を学ぶ学問です。生理学をしっかり身につけることで、病気のメカニズムの理解がしやすくなり、臨床医学の勉強が楽になります。ただ、「生理学」の範囲の曖昧さゆえ、出題範囲は「生理学メインの基礎医学」としました。臨床医学からは出題しないので、2~3年生の方も対等に戦えますよ。
~出場するメリットは?~
まずは、生理学強者になれるということです。この大会に向けて勉強する。そして本番で正解したり、間違えたり。他のチームに早押しで押し負けたり。それにより、知識は脳に深く刻みこまれるはずです。
また、上位に入れば、すばらしい教科書がもらえます!買うとなかなか高い医学書が、無料でもらえる機会はそうありませんよね。
さらに、クイズやその後の親睦パーティーで、各地から集まった学生と交流できます。
覚えたての知識を活かし、力試しをしてみたい低学年のあなたも、臨床医学の前提となる生理学を復習したい高学年のあなたも、クイズ好きのあなたも、ぜひぜひご参加を!
<大会概要>
詳細は大会公式サイト・SNSにてご確認ください。
日時:COVID-19により、未定。確定し次第、大会公式サイト・SNSにてお知らせします。
会場:東京医科歯科大学
(東京都文京区湯島1-5-45)
後援:日本生理学会
出場資格:大学生(国内外を問わない)
チーム編成:2~5人
出題範囲:生理学メインの基礎医学
参加費:1人3,000円前後(昼食、夕食代込)
参加方法:チームごとに、大会公式サイトから申し込み
大会公式サイト:
WEB:https://pqjtmdu2020.wixsite.com/home
大会公式Facebook、Twitterも更新中。@PQJ2020で検索してください!
本大会につきましてご質問等ございましたら、お気軽にpqjtmdu2020[a]gmail.comまで!([a]をアットマークに変えてください)
昨年のPQJには多くの方がご参加くださり、大変好評を頂きました。
- No.44 2023.01
- No.43 2022.10
- No.42 2022.07
- No.41 2022.04
- No.40 2022.01
- No.39 2021.10
- No.38 2021.07
- No.37 2021.04
- No.36 2021.01
- No.35 2020.10
- No.34 2020.07
- No.33 2020.04
- No.32 2020.01
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- No.4 2013.01
- No.3 2012.10
- No.2 2012.07
- No.1 2012.04
- 医師への軌跡:柳沢 正史先生
- Information:Spring, 2020
- 特集:「お産」を取り巻く医療と保健
- 特集:「産みたい人が産みたいときに産み、育てる」ための支援
- 特集:妊娠から分娩までの流れ
- 特集:分娩の流れと様々な対応
- 特集:産後の母子のフォローアップ
- 特集:おわりに~周産期医療体制のこれから~
- 同世代のリアリティー:新聞記者 編
- チーム医療のパートナー:看護師(認知症看護)
- 地域医療ルポ:広島県豊田郡大崎上島町|ときや内科 釈舎 龍三先生
- レジデントロード:防衛医科大学校 西井 慎先生
- レジデントロード:自治医科大学 増田 卓哉先生
- レジデントロード:産業医科大学 田渕 翔大先生
- 医師の働き方を考える:これからの医師に求められるのは、人の話を聴く心構え
- 日本医師会の取り組み:介護保険制度の今後と医師の役割
- グローバルに活躍する若手医師たち:日本医師会の若手医師支援
- 日本医科学生総合体育大会:東医体
- 日本医科学生総合体育大会:西医体
- 授業探訪 医学部の授業を見てみよう!:名古屋大学「地域における専門職連携教育 つるまい・名城IPE」
- 医学生の交流ひろば:1
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- FACE to FACE:Sopak Supakul ソパック・スパグン(パック)× 後藤 郁子