日本医科学生総合体育大会 東医体

東医体の中止について

第63回東医体夏季競技中止を受けて

第63回東医体筑波大学医学群運営本部 運営本部長
筑波大学医学群医学類4年 児玉 はるか

第63回東医体夏季競技は、新型コロナウイルス感染症の拡大を考慮し、第1回定例理事会での審議の結果、中止とすることが決定いたしました。

当初、第63回東医体は2020東京オリンピックと期間や開催地域が重なっていたため、我々第63回東医体運営委員会は例年より早く組織され、2018年冬頃より準備を進めてまいりました。また、競技実行委員をはじめとする競技関係者の多大なるご尽力により、例年通り東医体が開催できる運びとなっておりました。そのような折、新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の事態に見舞われ、誠に遺憾ではございましたが、参加者の安全を考えたうえで中止という判断に至りしまた。

改めまして、これまで第63回東医体夏季競技開催へ向け、ご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様に対し心より御礼申し上げますとともに、東医体という伝統ある大会がより一層素晴らしいものとなるよう努力してまいります。

今後とも変わらぬご支援・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

第63回東医体夏季競技中止に当たって

第63回東日本医科学生体育連盟理事長
筑波大学医学医療系地域医療教育学 教授 前野 哲博

今年の東医体は、新型コロナウイルスの影響により、夏季競技が中止となりました。 医学生にとって、東医体は日頃の努力の成果を発揮する大切な機会であり、多くの医学生が格別な思いを持って臨んでいるのはよくわかります。私も軟式テニス部に所属していた学生時代、毎年夏に熱い戦いを繰り広げていたことは強く印象に残っています。それだけに、今年の夏季競技の中止は、我々にとっても大変重い決断でした。

また、東医体運営委員会のメンバーも、今年はオリンピックが重なるという大変不利な状況のなかで、何年も前から一生懸命準備に取り組んでいました。医学教育カリキュラムの関係上、日程を大きく動かすことができない事情から、オリンピックとまさに同じ時期に東医体を開催せざるを得ない条件のなかで、会場や宿泊施設の確保など、山積する課題を一つずつクリアして、ようやくすべての競技で開催の見通しが立ったところでの思わぬコロナ禍でしたので、中止は本当に残念でしたし、ぜひ成功させたかったという思いは強く残っています。

しかし、これらの思いを十分に考えてもなお、集団感染のリスクや大学のカリキュラム変更などの要因を考えると、開催は困難であると判断せざるを得ませんでした。実際、4月19日に開催した理事会の前に加盟校に行ったアンケートでも、予定通りの開催を希望した大学は一つもなく、もし開催されても選手は派遣できないという回答が多かったこともあり、初めてオンラインで開催された理事会で審議のうえ、中止を決定しました。

東医体に打ち込んできた学生から見れば、なかなか受け入れがたいものがあったかもしれません。しかし、この未曾有の危機を乗り越える経験は決して無駄にならず、今後の医師としての人生に大きく役立つと思います。医学生の皆さんには、今回の経験を前向きにとらえ、さらに成長していってほしいと願っています。

今年の夏季競技は中止となりましたが、冬季競技については今後の状況を見て改めて判断することになります。まだ予断を許さない状況が続いておりますが、早期に感染が収束して、冬季競技が実現できる環境が整うことを願っております。

 

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