第25回学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー
8/10~12 [Sat]-[Mon]

日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会

日本プライマリ・ケア連合学会

第25回という四半世紀の節目を迎える学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーは、全国の医療系学生200名と家庭医、病院総合医、プライマリ・ケアに携わる100名を越える講師が集まる、2泊3日の大規模なセミナーです。

当セミナーの企画は、総合診療の概論から総合診療を取り巻く様々な情報を知ることのできるシンポジウムや特別企画、36のテーマから興味ある5つを選択できるセッション、一線で活躍される総合診療医と熱く語るMeet The Experts、人気研修病院も数多く参加し自分のキャリアデザインを考えることのできるポスターセッション、講師と身近に語ることのできる懇親会と盛りだくさんとなっております。密度の濃い1日の最後はセミナーで出会った仲間と共にくつろぐことのできる温泉があることも魅力のひとつです。

2013年度には総合診療医専門医が誕生し、社会的にも総合診療医への関心が高まりつつあります。熱意ある多くの学生や研修医と会場でお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。

日程:2013年8月10日(土)~12日(月)

会場:ニューウェルシティ湯河原(温泉あり)

定員:210名

対象:医学生、医療系学生、研修医(原則5年目まで)

夏期セミナーURL:http://bit.ly/Y4txZJ

学生・研修医部会URL:http://family-s.umin.ac.jp/

申込み開始予定: 2013年5月20日(月)~

最後に日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会の活動を支えて下さる方々に厚く御礼申し上げます。

「つながるメディカル」 5/18~19 [Sat]-[Sun]

東京大学医学部4年生有志

東京大学本郷キャンパスで開催される五月祭で、医学部本館にて東大医学部4年生による企画「つながるメディカル」を出展します!「つながる」をキーワードとし、展示・講演会・冊子によって、医療を様々な角度から考える企画です。

医学と他分野のつながりによって可能になった新しい医療を扱う展示では、3Dプリンタで作成した臓器模型とそれを用いた手術体験、MRIやCT画像から作成した3DCGの立体視などを通して未来の医療を実感できるはずです。

19日午後1時半から鉄門記念講堂で行う講演会では、上田泰己先生・杉本真樹先生・山本雄士先生(順不同)をお招きし、それぞれ20分程度のご講演を頂いた後にパネルディスカッションを行います。

また、企画場所では「つながる」をテーマとした様々なトピックを扱った冊子の配布も行います。休憩できるカフェもありますのでぜひお立ち寄りください。

医師会と医学生の交流イベント

東京都医師会・医学生との懇談会

去る2013年1月16日(水)、東京都医師会が主催する「医学生との懇談会」が開催されました。参議院議員の武見敬三氏と日本医師会の今村聡副会長も参加し、これからの日本の医療について講演および活発な意見交換が行われました。

当日は都内だけでなく、長野や愛知など遠方からも医学生が訪れて交流を図りました。東京都医師会では、今後も継続的に学生との交流の機会を設ける予定です。本誌やWEBサイトで告知していきますので、ぜひ参加してみてください。

Take actions as you like

信州のこのままで委員会

こんにちは!信州大学医学科4年の平井歌織と申します。部活はラグビー部のマネージャーをしつつ、国際医学生連盟に参加して主にアジア地域の公衆衛生を勉強しています。最近は、ノーベル生理学賞本部を置くスウェーデンで短期研修をしてきました。先日東京都医師会のイベントに参加した際に、このドクタラーゼとの縁を頂きました。

私が大学の「外」を意識し始めたのは、今春卒業した先輩方の大きな影響があります。先輩方は、学校を越えた横のつながりや、部活とは違う縦の関係を少しずつ広げ、多彩なことにチャレンジするための足場を私たち後輩に用意して下さいました。

卒業式前日には、卒業生から後輩に向けた座談会形式の講演がありました。研修病院の選び方から学外活動・学校生活・人生設計の一例まで、それぞれが思いをこめて語ったこの会は、その名も「信州のこのままで委員会」。この講演は、ただ面白いだけではなく、私たちが残りの貴重な学生時代をどう過ごすかについて、新しい視野を拓くものでした。

また信州大学ではここ数年間カリキュラムの抜本的改革が行われていますが、これを機に学生がその設計に関わる動きも始まりました。科目を増減させるだけではなく、「プレゼンテーション能力を重視した授業を取り入れてほしい」といった学生側の要望を反映させ、これまで呟かれていた不満を解消するために自分たちで取り組むことで、より主体的・能動的な学びを実現しようという意図があります。これらの活動が形になるには少し時間がかかるでしょうが、芽は出始めています。

既に様々な活動が盛んな他の大学に比べればまだまだかもしれませんが、信州大学でも学生の活動が着実に豊かになっており、そんな時期にここに身を置けることを嬉しく思います。 このたび卒業する先輩方が信州大学に残した足跡に敬意を込めて、ここに紹介させて頂きます。