大学紹介

獨協医科大学

【教育】豊かな人間性を備えた医師の養成

獨協医科大学

医学部教務部長 古市 照人

獨協医科大学では、教育目標に掲げた「広く社会一般の人々から信頼される医師の育成」に向けて、高度化・細分化する医学・医療や社会ニーズに対応した6年一貫のクサビ型カリキュラムにて教育を行っています。本学のカリキュラムの特徴としては、医学へのモティベーションを高める目的に、第1学年に「コミュニティヘルスインターンシップ(地域医療包括医療実習)」、「地域医療学」、「基礎医学研究への招待」、「臨床からの学問のすゝめ」を開設するとともに、学生の問題解決能力を培うために少人数による教育として「PBLテュートリアル」を第1学年と第2学年に開設しています。また、第4学年では、それまで学習した基礎医学・臨床医学の総復習として「基礎総合」及び「症例演習」において、病態の理解や様々な症例の解決方策を学び、第5学年から開始する臨床実習(BSL)に備えます。BSLでは、「学生医」として隣接する大学病院(1,167床)を中心に、埼玉県越谷市の越谷病院(723床)、栃木県日光市の日光医療センター(199床)において実習し、患者・御家族とのコミュニケーションや医療スタッフとのチーム医療の大切さや責任の重さを実感します。その他自由選択科目として、地域社会で求められる医療、保健、福祉活動を理解する「地域包括医療実習」を第1学年から第4学年まで、英語の能力をより高めたい学生を対象とし「英語特別研究」を第3学年・第4学年に、更にリサーチマインドの涵養を目的とした「医学研究室配属」を第1学年から第6学年まで開設しており、向上心のある学生にはステップアップできるカリキュラムとなっております。

なお、海外研修を積極的に実践しており、フィリピン・アメリカ・ドイツの各大学や医療機関と交流協定を締結し、研修を希望する学生を派遣するなど、国際的視野を持った医師の育成にも力を注いでいます。

【研究】キャリア形成に役立つ地域密着型研究指導

獨協医科大学医学部薬理学講座 教授 安西 尚彦

獨協医科大学は首都圏の後背地である北関東のちょうど中央にある栃木県にあります。栃木県は農業に加え工業も盛んで、首都圏への農産物供給に加え、京浜京葉工業地帯への工業関連製品をも供給し、我が国の産業の基盤として重要な役割を果たしております。本学はこれまでに卒業生の多くを地元栃木県に輩出している経緯もあり、研究面でも我が国が目指す「イノベーションを目指す基礎研究」を地域に根ざした視点で推進する事が期待されています。そのような環境の中で、本学では基礎から臨床までの各講座が、様々な研究活動を行っておりますが、当薬理学講座では生体内の物質を細胞内外に輸送する「トランスポーター」と呼ばれる膜タンパク質を対象に、特に痛風という生活習慣病の原因となる尿酸を運ぶ遺伝子の同定、輸送の制御機構の解明、そして病気の患者さんに見られる遺伝子の異常の発見、さらに尿酸を下げる新薬の開発と、幅広い内容の研究を行っております。さらに体内の物質の増減を採血せずに測定することを可能にする医療機器の開発を目指し、同じ県内の宇都宮大学や帝京大学に地元の企業を加えた産学共同プロジェクトも実施しております。 こういった学内の研究を紹介するため、医学部1年生には「基礎医学研究への招待」という科目があり、入学当初からよい臨床医になるために必要な「研究マインド」の涵養に努めております。同時に、興味をもった研究に学部生時代から自由に参加でき、研究の基礎を学ぶ事が出来る自由選択科目「医学研究室配属」を1年生から6年生までの期間開設しております。現在さらに研究医を目指す学生のために「研究医養成プログラム」の導入も進められており、学部生時代に育んだ研究マインドを卒後の多様な医師としてのキャリア形成につなげる「研究トレーニング」体制の確立に努めております。

【学生生活】よく食べよく学び、そして拡げる自身の価値観

獨協医科大学医学部5年 梶谷 隼人

獨協医科大学には新入生を対象とした朝食会があって、学生食堂の朝食バイキングに無料で参加できます。朝ご飯って、一人暮らしを始めると食べなくなる人も多いですし、入学してまだ喋ったことのない同級生と親交を深めるいい機会になりました。部活の朝練を終えた上級生が来たり、たまに学長もいらして話をお聞きしたりできるんです。用意される料理も美味しいので、ガッツリ食べ過ぎてお昼が入らないことも多かったです(笑)。

5年生になると各診療科BSLが始まる前に基幹診療科実習という内科と外科を1か月ずつ回る実習があります。基本的に自分が希望する科で手技の基礎を習うんですが、僕は救急に行ってドクターヘリで搬送されてきた患者さんを運ぶお手伝いなどをしました。実際の手技を学んだ後に各科BSLに進むという仕組みはとても効率的だと思っています。

うちの大学は3学期制なので、テストの数は他の医学部と比べても多い方だと思います。でもその分1回のテストで勉強しなきゃいけない範囲は狭くなりますし、メリハリがついてやりやすいなと個人的には思っています。

僕は部活には入らずに、高校からやっているクライミングを続けています。練習はかなりハードで、4~5時間の練習を週に5回前後しています。大学3年の時には国体選手にも選ばれました。5年生は実習が始まるので学業と両立させるのは難しいかなと思ってたんですけど、今のところは意外と何とかなってますね。これから医学生になる人には、スポーツでも他の分野でもいいので、何か打ち込めるようなものをぜひ持って欲しいと思います。


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