第11回日本総会 開催報告
IFMSA-Japan
2013年10月12~14日の3連休に、東京代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターにて国際医学生連盟日本第11回日本総会が開催されました。
【国際医学生連盟日本(IFMSA-Japan)とは】
International Federation of Medical Students' Associations(IFMSA)は本部をフランスの世界医師会に置く非営利・非政治の国際NGOです。IFMSAには、臨床交換留学、基礎研究交換留学、公衆衛生、性と生殖・AIDS、人権と平和、医学教育の6つの常設委員会があり、世界各国で様々なプロジェクトやワークショップを運営しています。IFMSA-Japanは、非営利・非政治の原則のもと、各大学にご協力いただいて年間100名以上を交換留学に送り出しています。さらに子供を対象とした健康増進プロジェクト、生活習慣病予防啓発活動、ピアエデュケーション、原爆について学ぶサマースクールなどの国内活動や、東南アジア・アフリカでの保健衛生活動、アジア地域での災害医療分野での人材育成プロジェクトなど、さまざまな国際活動も行っています。
(国際医学生連盟日本公式URL:http://ifmsa.jp/contents/about_ij/より抜粋)
【日本総会とは】
日本総会とはIFMSA-Japanが主催する全国の医療系学生を対象としたイベントで、北は北海道から南は鹿児島まで50以上の大学・大学校から400名を超える参加者を集める国内最大級の医療系学生イベントです。近年は参加者も増加して、企業ブースの出展や外部学生団体とのコラボ、メディアの取材を受けるなど、様々な面で成長しています。
日本総会には毎年異なったテーマが設定されており、その根底には「医療系学生の交流」、「次世代の医療界を担う人材の育成」などの趣旨が一貫して存在しています。
【第11回日本総会】
第11回日本総会では、「Turning Point」というテーマの下、「非医療系の講師による基調講演」「各委員会によるWS(ワークショップ)」「様々な外部学生団体によるWS」「現役の医師、医療関係者によるWS」「大仮装Party」など実に多種多様なプログラムを実施しました。特に非医療系講師による基調講演と外部学生団体(医療系団体3団体、非医療系団体2団体)によるWSは日本総会初の試みでした。
元アップルジャパン代表取締役の山本賢治先生による基調講演やそれぞれ特色のある活動をしている外部学生団体によるWSは大きな盛り上がりをみせ、参加者に何らかの「Turning Point」を提供出来たと感じました。
【今後の日本総会】
既に日本総会は第12回に向けて動き出しています。日本最大級の医療系学生イベントを一緒に盛り上げてみませんか?
詳細はIFMSA-Japanの公式ページをご覧下さい。
URL: http://ifmsa.jp/
これからの医療を担うミレニアル世代がみんなでつくるWebサイト
M-Labo
M-Laboは、「これからの医療を担うミレニアル世代(1980年代~2000年初頭に生まれ、SNSなど新しい情報技術を使って問題を解決するのを得意とする世代:M世代)がみんなでつくる」をコンセプトとしたWebサイトを運営しております。またオフラインで人とつながれるイベントの運営と併せて、医療の枠組みを超えて学ぶ・アクションを起こす場を提供しています。これらを通じて、医療を軸にこれからの社会をより良いものにシフトしていく起爆剤になりたいと考えています。
Webサイトは昨年11月にリリースしたばかりですが、今は以下の2つのコンテンツが公開されています。お読み頂ければ幸いです。
① みんなで賢くなる為の本棚M-Labo Library…
同じM世代の仲間が厳選した、読むべき本が見つかるブックリストを公開しています。
ブックリストの例:「医療系学生がこれからの働き方を考える上で参考になる3冊」「日本の医療制度やその成り立ちについて学びたい方にオススメの3冊」「プロブロガー・イケダハヤト氏が語る『これからの医療を担うM世代にオススメの本』6冊」「『病院がトヨタを超える日』を読んで人生が変わった」
② 自由な情報発信のためのブログプラットホームM-Log…
年齢・学部・職業・地域の異なる、同じM世代の仲間がどんなことを考え、どんなアクションを起こしているのかを知ることができます。また自分の想いや活動をM世代の仲間に伝えたい人は、M-Logを通じて自由に発信することができます。
人気記事:「看護学部の授業で習うコミュニケーション技法を1000人に試してみた」「在宅医療をITで効率化!明日から使えるアプリ5選」「研修医1年目 理想と現実の狭間で」「機械が人間を支配するだって!?」「ぼくが再受験をした理由」
サイトは、Facebookで「M-Labo」と検索するとご覧になれます。今後もM-Laboを宜しくお願いします。
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