医師のみなさまへ

2023年11月15日

ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム

◆武見プログラム設立40周年記念シンポジウム

武見プログラム設立40周年記念シンポジウム(動画公開中!)

◆名称

ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム

◆所在

Harvard T.H. Chan School of Public Health,
665 Huntington Avenue, Bldg. 1, Room 1210, Boston, MA 02115-6021, U.S.A.
Telephone: +1-617- 432-0686, Fax: +1-617- 432-1251

◆指導

後藤あや主任教授(Director, Taro Takemi Professor)
マイケル・ライシュ名誉教授(Taro Takemi Professor Emeritus)
ジェシー・バンプ事務局長(Executive Director)

◆歴史

ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム(以下、武見プログラム)は、医療資源の開発と配分を提唱し、国際保健に功績のあった武見太郎元日本医師会長の功績を称え、1983年にハーバード大学が日本医師会の協力の下、同大学公衆衛生大学院に設立した中堅の医療従事者のための研究・高度研修プログラムである。これまでに日本人フェロー68名を含む61カ国323名の武見フェローが輩出され、各国の大学、官民研究所、政府保健当局、非政府組織、国際機関といった国際保健の第一線で活躍するなど、その国際ネットワークは世界中に広がっている。同プログラムに参加した武見フェローの専門は、経済学、栄養学、看護学、医学教育、地域医療、疫学、生命倫理学、医療サービスの利用、感染症、社会学、救急医療、医療保険、労働衛生、政策学など多岐にわたる。

◆日本医師会による支援

日本医師会は武見プログラムの設立当初よりその活動を支援し、特に1994年以降は選考委員会を設け、毎年2名の日本人フェローを選考し、奨学金300万円(2名分計600万円)をそれぞれ付与して送り出している。また、役員によるプログラムの視察及び指導教授、学部長との面談を毎年行うなど、その運営にも深く関わっている。2013年度より、公益社団法人として寄付金の受入れ及びハーバード大学への送金を行っている。2019年~5年更新の覚書を締結。

◆日本製薬工業協会(製薬協)による財政支援

製薬協からの下記寄付金の実行について日医と製薬協との間で2019年から5年更新の覚書を締結
・武見プログラム運営資金:年間10万ドル(1994年開始)
・武見プログラム設立30周年記念事業低所得国フェロー奨学金制度(2014年開始)
 年間8万ドル(4万ドルX2名)2019年~5年間(更新)

◆武見フェローについて

◇武見フェロー帰国報告
2020‐2021年度の武見プログラムは、新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックの影響によりリモート開催となり、武見フェロー(2名)は国内からの参加となりました。内1名が2021‐2022年度に現地で参加しました。その研究成果を下記に掲載(動画)いたしましたのでご視聴ください。

 

◇2020‐21/21-22年度の武見フェロー帰国報告 (2021年9月~2022年6月:ボストンで武見プログラムに参加)

【動画】
宮原 麗子
国立感染症研究所感染症疫学センター
第14室室長
「結核高蔓延国タイにおける結核感染高リスク群の同定と介入の検討」(21:25)
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◇2020‐2021年度の武見フェロー報告 (2021年8月掲載、2022年8月~ボストンで武見プログラムに参加)

【動画】
阿部 計大
東京大学大学院医学系研究科
公衆衛生学特任研究員
「要介護高齢者に対する居宅介護サービスの有効性の検討」(26:42)
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◇2019‐2020年度の武見フェロー帰国報告(2020年8月掲載)

【動画】
中込 敦士
千葉大学大学院医学研究院
循環器内科医員
「死別後のうつをソーシャルキャピタルは緩和するか」(16:28)
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小熊 妙子
東京大学大学院医学系研究科
公衆衛生学 特任助教
「アジア地域のHIV関連スティグマ」ほか(18:07)
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日本人武見フェロー名簿
武見フェロー出身地域分布

◆ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラム30周年記念事業

『日本古医書集』

【お問い合わせ先】

日本医師会 国際課 TEL:03-3946-2121(代)

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