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尿路結石とは?

症状

尿路結石の種類

結石を予防するには







尿路結石
尿路結石の種類

結石の元となるのは、カルシウム、マグネシウム、シュウ酸、リン酸、尿酸、シスチン酸などの物質です。これらが尿の中で飽和状態となり、腎臓で結晶化して、その結晶が凝集・成長して結石になると考えられています。尿路結石は、結石を構成している物質によっても分類できます。物質によって結石の色や形が違ってくるため、排出された結石を見れば発症原因の判断材料になります。

  • シュウ酸カルシウム結石
    結石でもっとも多く(80%)見られるのがシュウ酸カルシウム結石です。この結石は表面がギザギザになり、小さくても尿管に詰まりやすいというやっかいな性質があります。

  • リン酸カルシウム結石
    シュウ酸カルシウム結石と混合していることが多い結石です。尿がアルカリ性に傾いたときにできやすい特徴があります。

  • 尿酸結石
    尿が酸性になったときにできやすく、また痛風や高尿酸尿症の人にできやすい結石です。

  • シスチン結石
    アミノ酸のシスチンが尿に排出されるシスチン尿症の人にできやすい結石で、遺伝性があります。

  • リン酸マグネシウムアンモニウム結石
    この結石は女性に多く、一度できると細菌感染で大きくなりどんどん大きくなり、腎盂・腎杯の形のままサンゴ状になりやすい特徴があります。

 

 
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