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いまなぜマダニが話題になっているのかというと、マダニに咬まれたことで「重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)になり、しかも亡くなった方までいるということが報告されたからです。

 

ニュースでは2013年1月に国内で最初の重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSウイルス)による感染症の患者さんの存在が報告されました。その後、全国の医療機関から情報提供があり複数の患者さんの存在も明らかになりました。


その内訳としては、すべて50歳以上の方で、男性のほうが女性より多く、これまでは西日本にかたよっています。また、発症時期は4月中旬から11月下旬まででした。


マダニというのは家庭内に生息するダニとは種類が異なっています。マダニといっても多くの種類が確認されていますが、特徴は固い外皮におおわれている比較的大型のダニ(吸血前で3〜4mm)ということで、血を吸った後は大きく1センチくらいにまでふくれ上がります。主に森林や草地等の屋外に生息していて市街地周辺にも見られます。アジアやオセアニアに広く分布し、日本でも全国的に分布しています。