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感染症関連情報

富山県で腸管出血性大腸菌感染症患者発生【感染症・食中毒情報 No.3883(2016/10/11)】

2016.10.13

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.3類感染症発生状況

(1)富山県医師会からの情報提供

腸管出血性大腸菌(O(オー)157)感染症患者の発生について
患者:新川厚生センター管内在住 男性 70歳代

経緯
10月4日 腹痛、下痢
5日 血便あり
6日 症状続き医療機関受診、入院
8日 腸管出血性大腸菌O157(VT型不明)検出
腸管出血性大腸菌感染症と診断

症状:現在、入院中であるが快方に向かっている 

患者及び感染源調査
  患者の喫食状況調査及び行動調査を実施
  患者家族等接触者の健康状況調査を実施

2.食中毒等発生状況

(1)奈良県医師会からの情報提供

10月5日午後1時30分頃に、橿原市内の飲食店利用客から「9月30日に友人5名で食事をしたところ、5名全員が食中毒様症状を呈した」旨の連絡があった。管轄する保健所の調査により、患者らは10月1日午後6時を初発とし、5名全員が腹痛、下痢、おう吐等の食中毒様症状を呈し、うち2名が医療機関を受診していることが判明した。
調査の結果、有症者の共通食は当該施設が提供した食事以外にないこと、有症者のふん便からカンピロバクターを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、10月9日から3日間の営業停止を命じた。
なお、入院患者及び重症者はおらず、有症者(5名)は全員快方へ向かっている。

発生日時:10月1日午後6時~
有症者:5名(女性、20~21歳)うち受診者2名
主症状:腹痛、下痢、頭痛、おう吐、吐き気
原因施設:橿原市内の飲食店
原因食品:調査中 病因物質:カンピロバクター
措置:行政処分(10月9日~11日の3日間の営業停止)

3.感染症発生動向調査週報

(1)IDWR 2016年第38号(2016年9月19日~9月25日)
発生動向総覧
<第38週コメント>9月28日集計分
*週報の詳細は「国立感染症研究所 感染症情報センター」PDFをご覧下さい。