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感染症関連情報

奈良県で食中毒発生【感染症・食中毒情報 No.3886(2016/10/18)】

2016.10.19

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.食中毒等発生状況

(1)奈良県医師会からの情報提供

10月12日午後4時30分、大淀町社会福祉協議会から、配食サービス事業で10月11日に294名に配食し、喫食した複数名がおう吐、下痢等の食中毒様症状を呈している旨の連絡が吉野保健所にあった。
同保健所が調査したところ、有症者の共通食は飲食店が調整した弁当以外にないこと、有症者のふん便から黄色ブドウ球菌を検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健所は当該施設が提供した弁当を原因とする食中毒と断定し、本日から3日間の営業停止を命じた。
なお、入院患者および重症者はおらず、有症者23名は全員快方へ向かっている。

発生日時:10月11日 午後5時~
有症者:23名 男性6名(72~87歳)、女性17名(74~89歳)
    受診者2名

主症状:おう吐、下痢、吐き気、腹痛
原因施設:大淀町内の飲食店
病因物質:黄色ブドウ球菌

検査関係:有症者のふん便(10名のうち3名から黄色ブドウ球菌検出)
     調理従事者のふん便(4名、食中毒細菌不検出)
     食品(10検体のうち5検体から黄色ブドウ球菌検出)
     調理上の拭き取り検査(13検体のうち1検体から黄色ブドウ球菌検出)

措置等:行政処分(10月17日~19日まで3日間の営業停止)
    なお、10月14日から営業を自粛している

2.感染症発生動向調査週報

(1)IDWR 2016年第39号(2016年9月26日~10月2日)
発生動向総覧
<第39週コメント>10月5日集計分
*週報の詳細は「国立感染症研究所 感染症情報センター」PDFをご覧下さい。