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感染症関連情報

長崎県で食中毒事件発生【感染症・食中毒情報 No.3894(2016/11/7)】

2016.11.8

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.食中毒等発生状況

(1)長崎県医師会からの情報提供

食中毒事件の発生について

10月24日17時48分、長崎県生活衛生課から、佐賀県伊万里市内の医療機関から「食中毒を疑う患者がいる」との連絡を佐賀県生活衛生課から受けたとの連絡が佐世保市保健所にあった。
患者らのグループは佐世保市内の飲食店(酒場)を利用しており、調査を行ったところ患者から食中毒菌(カンピロバクター・ジェジュニ)を検出したため、11月1日、当該飲食店を原因施設とする食中毒事件と断定し、行政処分を行った。

概要
患者らのグループ(11人)は、10月17日19時頃から佐世保市内の飲食店(酒場)で焼き鳥や鶏レバーの湯引きなどを食べたところ、19日昼頃から2人が水様性下痢などの食中毒症状を呈した。探知後、直ちに食中毒の疑いで、11人の喫食状況等調査や検便を実施するとともに、当該施設の他の客の利用状況調査(健康被害等の有無)や調理従事者の検便等を実施した。
調査の結果、有症者2名の検便から食中毒原因菌である「カンピロバクター・ジェジュニ」を検出し、患者らに共通する食事がこの飲食店以外になかったことから、この飲食店を原因施設と断定し、行政処分を行った。

原因施設 佐世保市内の飲食店(酒場)
病因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
原因食品 10月17日夜に当該飲食店で提供された食事
処分内容 2日間(11/1、2)の営業停止
症状 下痢、発熱
摂食者数 11名

有症者数(患者数)
 男性2名(19歳、31歳)
 全員快方にむかっている。(入院者1名:10/25退院)