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感染症関連情報

秋田県で腸管出血性大腸菌感染症(O157)発生【感染症・食中毒情報 No.3915(2017/1/6)】

2017.1.10

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.3類感染症発生状況

(1)秋田県医師会からの情報提供

腸管出血性大腸菌感染症(O157)の発生について

1月4日、市内の医療機関から秋田市保健所に対し、腸管出血性大腸菌感染症(O157)の発生届があった。

患者の状況 1名(20代男性)
12月28日から腹痛、下痢の症状があり、30日に秋田市内の医療機関を受診し、1月4日に腸管出血性大腸菌(O157ベロ毒素:VT2)に感染していることが判明した。

患者は現在、通院治療中だが、快方に向かっている。
調査の状況 同保健所において、現在、原因及び感染経路について調査中。

2.5類感染症発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

感染性胃腸炎患者等の発生について

苫小牧保健所管内の社会福祉施設の利用者16名及び職員5名が、12月31日から1月5日にかけて、下痢、おう吐、発熱などの症状を呈し、うち6名が医療機関を受診し、治療を受けた。(うち1名が入院中であるが症状は快方に向かっている。)

経過
12月31日~1月5日 下痢、おう吐、発熱などの有症者発生
1月4日 社会福祉施設から保健所に通報
1月4日~5日 保健所及び医療機関において、有症者のうち7名の便を検査した結果、3名からノロウイルスを確認
1月6日 現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 現在調査中

3.食中毒等発生状況

(1)長崎県医師会からの情報提供

長崎市保健所管内における食中毒事件の発生について

概要
12月24日、有症者側から、長崎市内のホテルで会食した45名中、複数名が食中毒様症状を呈しているとの届出があった。
調査の結果、12月22日~23日にかけて同ホテルを利用した57名中22名が、12月23日~25日にかけて嘔吐、下痢、発熱等の症状を呈していることが判明した。長崎市保健所では、有症者11名と同ホテルにテナントとして入っている飲食店の調理従事者3名の便、及び同店の従業員用トイレからノロウイルスが検出されたこと、有症者に他に共通食がないこと、有症者の周辺にノロウイルス感染症が発生していないことから、当該飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件であると決定し、営業停止処分とした。

発症月日 12月23日~25日
症状 嘔吐、下痢、発熱等
有症者の状況 有症者数22名(うち受診者16名、入院者なし)