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感染症関連情報

北海道でノロウイルスによるる食中毒発生【感染症・食中毒情報 No.3916(2017/1/11)】

2017.1.12

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.5類感染症発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

平成29年1月5日に、岩見沢保健所管内の医療機関の入院患者及び職員がおう吐、下痢、発熱などの症状を呈している旨、同保健所に通報があった。
岩見沢保健所管内の医療機関の入院患者17名及び職員1名が、1月1日から10日にかけて、おう吐、下痢、発熱などの症状を呈し、治療を受けた。

経過
1月1日~ 9日 おう吐、下痢、発熱などの有症者発生
5日 医療機関から保健所に通報
5日~ 9日 医療機関において有症者18名全員の便を検査した結果、
10名からノロウイルスを確認
11日 現在、症状は回復もしくは快方に向かっている
感染経路 現在調査中

2.食中毒等発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

岩見沢保健所管内における食中毒の発生について

平成29年1月4日に長沼町内の飲食店が提供した弁当を食べた2事業所30名中15名が、翌5日正午頃から、嘔吐、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈し、うち9名が同町内等の医療機関を受診した。 岩見沢保健所が調査した結果、有症者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、有症者の共通食が当該飲食店の弁当に限られることなどから、同保健所は当該飲食店が1月4日に提供した弁当を原因とするノロウイルスによる食中毒と断定した。

発生日時(初発)平成29年1月5日正午頃
有症者数 15名(うち通院9名、入院0名)
※有症者は10日現在、全員快方に向かっている。

症状 嘔吐、下痢、発熱等
病因物質 ノロウイルス
※ 道立衛生研究所において、有症者8名及び調理従事者4名の便を検査した結果、有症者8名及び調理従事者2名から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出された。

原因食品 当該施設が1月4日に提供した弁当(生ちらし及びカツ丼)

対応
岩見沢保健所は、食品衛生法第55条第1項に基づき、営業者に対し、平成29年1月10日から13日までの4日間、当該飲食店の営業停止を命ずるとともに、施設設備及び器具等の清掃・消毒の徹底、調理従事者に対する衛生教育の実施を指示した。

3.感染症発生動向調査週報

(1)IDWR 2016年第50号(2016年12月12日~12月18日)
発生動向総覧
<第50週コメント>12月21日集計分
*週報の詳細は「国立感染症研究所 感染症情報センター」PDFをご覧下さい。