日本医師会 公益社団法人日本医師会は、全国の都道府県医師会の会員をもって組織されています。

新規ウィンドウでリンクします。

感染症関連情報

北海道で感染性胃腸炎患者等発生【感染症・食中毒情報 No.3919(2017/1/20)】

2017.1.20

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.5類感染症発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

 感染性胃腸炎患者等の発生について

1)岩見沢保健所管内

岩見沢保健所管内の保育所の園児11名が、1月6日から16日にかけて、おう吐、下痢、発熱などの症状を呈し、7人が医療機関を受診し、治療を受けた。(入院した者はいない。)

経過
1月6日~16日 おう吐、下痢、発熱の有症者発生
13日 保育所から保健所に通報
1月6日~17日 医療機関及び保健所において有症者2名の便を検査した結果、2名からノロウイルスを確認
1月18日現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 調査中

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

2)岩見沢保健所管内

岩見沢保健所管内の保育所の園児24名が、1月11日から17日にかけて、おう吐、下痢、発熱などの症状を呈し、15人が医療機関を受診し、治療を受けた。(うち1名が入院中であるが、症状は快方に向かっている。)

経過
1月11日~17日 おう吐、下痢、発熱の有症者発生
16日 保育所から保健所に通報
1月13日~17日 医療機関及び保健所において有症者7名の便を検査した結果、4名からノロウイルスを確認
1月18日現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 調査中

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

3)室蘭保健所管内

室蘭保健所管内の医療機関の入院患者23名及び職員3名が、1月12日から17日にかけて、下痢、おう吐、発熱などの症状を呈し、うち24名が治療を受けた。

経過
1月12日~17日 下痢、おう吐、発熱などの有症者発生
16日 医療機関から保健所に通報
1月13日~17日 医療機関において有症者のうち17名の便を検査した結果、9名からノロウイルスを確認
1月18日現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 調査中

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


(2)大分県医師会からの情報提供

麻しん患者の発生について

大分市内の医療機関より、大分市保健所に麻しんの発生届けがあった。昨年末より大分市内で3件の発生となる。
発生届日 1月19日 発疹の症状があり、麻しんの診断
患者の状況 成人(30代男性)
発症日 1月14日頃

2.食中毒等発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

室蘭保健所管内における食中毒の発生について

1月11日に虻田郡洞爺湖町内の旅館に宿泊した213名中27名が、嘔吐、吐き気、下痢等の食中毒様症状を呈し、うち7名が医療機関を受診した。
室蘭保健所の調査の結果、有症者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、有症者の共通食が旅館の食事に限られることなどから、同保健所は、当該施設が提供した食事を原因とするノロウイルスによる食中毒と断定した。

発生日時(初発)1月12日午前9時30分頃
有症者数 27名(うち通院7名、入院0名)
有症者は、現在概ね快方に向かっている。
症状 嘔吐、吐き気、下痢等
病因物質 ノロウイルス

道立衛生研究所等において、有症者16名及び調理従事者12名の便を検査した結果、有症者9名及び調理従事者1名から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出された。

対応 1月18日から21日までの4日間、当該施設の営業停止