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感染症関連情報

奈良県でカンピロバクターによる食中毒発生【感染症・食中毒情報 No.3920(2017/1/24)】

2017.1.24

 本日12時現在における感染症・食中毒情報は以下のとおりです。

1.3類感染症発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

三類感染症(腸管出血性大腸菌感染症)の発生について

1月17日に、旭川市内の医療機関から、腸管出血性大腸菌感染症の無症状病原体保有者1名が発生した旨、旭川市保健所に届出があった。

概要
旭川市内東旭川地区の女性(60歳代)が、職場の定期検便を受けた結果、腸管出血性大腸菌が検出された。
現在の症状 23日現在、症状はない。

経過
1月4日 職場の定期検便を実施
16日 定期検便の結果、腸管出血性大腸菌(O103)ベロ毒素が検出されたため、医療機関を受診した。
感染経路 現在調査中

2.5類感染症発生状況

(1)北海道医師会からの情報提供

 感染性胃腸炎患者等の発生について

1)釧路保健所管内

釧路保健所管内の介護保険施設の入所者8名及び職員12名が、1月7日から22日にかけて、発熱、下痢、おう吐などの症状を呈し、うち12名が医療機関を受診し、治療を受けた。(入院した者はいない。)

経過
1月7日~22日 発熱、下痢、おう吐などの有症者発生
18日 施設から保健所に通報
20日 保健所において有症者のうち4名の便を検査した結果、4名からノロウイルスを確認
23日現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 調査中

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2)富良野保健所管内

富良野保健所管内の保育所の園児20名及び職員1名が、1月12日から20日にかけて、おう吐、発熱、下痢などの症状を呈し、うち11名が医療機関を受診し、治療を受けた。(入院した者はいない。)

経過
1月12日~20日 おう吐、発熱、下痢などの有症者発生
17日 保育所から保健所に通報
17日~20日 医療機関及び保健所において有症者のうち5名の便を検査した結果、5名からノロウイルスを確認
23日現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。
感染経路 調査中

3.食中毒等発生状況

(1)奈良県医師会からの情報提供

カンピロバクターによる食中毒
1月18日午前9時頃に、橿原市内の医療機関から「葛城市内の飲食店で1月13日に食事をして食中毒様症状を呈した患者を診察し、同行者も同様の症状を呈してほかの医療機関を受診しているとの情報を得た」旨の連絡が中和保健所にあった。
同保健所が調査したところ、1月13日に葛城市内の飲食店を利用した34名のうち11名が1月14日正午を初発として、下痢、発熱、腹痛等の食中毒様症状を呈し、うち7名が医療機関を受診していることが判明した。
調査の結果、有症者の共通食は当該施設が提供した食事以外にないこと、有症者のふん便からカンピロバクターを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健所は当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、1月21日及び22日の2日間の営業停止を命じた。
なお、入院患者及び重症者はいない。

発生日時:1月14日正午~
有症者数:11名(男性3名:8~41歳、女性8名:9~53歳) 受診者:7名
主症状:下痢、発熱、頭痛、倦怠感、腹痛
原因施設:葛城市内の飲食店
病因物質:カンピロバクター
検査関係:有症者のふん便:6名(3名からカンピロバクター検出、3名検査中)
行政処分:1月21日~22日の2日間の営業停止

4.感染症発生動向調査週報

(1)IDWR 2017年第1号(2017年1月2日~1月8日)
発生動向総覧
<第1週コメント>1月11日集計分
*週報の詳細は「国立感染症研究所 感染症情報センター」PDFをご覧下さい。