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<佳作>
「葉山ハートセンターを見学に行って」
大和田 怜良(10) 福島県双葉郡・小学4年生

 わたしは、神奈川県の葉山町にある「葉山ハートセンター」に行きました。そこは、心ぞうのせんもんの病院です。そこで、「子ども見学会」があって、私はドキドキしながら、「葉山ハートセンター」に行きました。「葉山ハートセンター」は、とても大きいたてもので、私はびっくりしました。

 この病院の院長先生は、S先生といい、バチスタ手じゅつ(心ぞうしゅく小手じゅつ)を日本でおこなった、世界でも有名な先生で、NHKテレビの、プロジェクトXでも、しょうかいされました。私が初めて先生を知ったのは、テレビではなく、いわきでの先生のこうえん会でした。そのとき、もう一度先生に会いたかったので、子ども見学会に申しこみました。その病院は海の近くで、おしゃれな外見です。中に入ってみると、ホテルのロビーのようで、病院の薬のにおいがまったくありませんでした。受け付けをすませて、研しゅうホールがあって、モニターがあって、デスクがついたいすがあり、大きいモニターがあります。ボランティアの方々にお手伝いしていただいて、ハートセンターの先生といっしょのユニホームを着ました。

 しばらくすると、S先生が来て、今日のオペの事を話してくれました。今日のオペは、心ぞうが大きくなって、きん肉が動かなくなったのを、切り取る手じゅつだというお話でした。健康な大人の人の心ぞうの大きさは、自分のにぎりこぶしより少し大きいくらいですが、モニターにうつし出された人の心ぞうは、思ったよりもとても大きいものでした。ふつうの心ぞうの手じゅつでは、心ぞうを止めてやるのですが、今回の手じゅつは、心ぞうが弱っていたため、心ぞうを止めないで行っていました。初めて見る心ぞうは、手じゅつしている先生の手とくらべると、かん者さんの心ぞうの方が、とても大きかったです。かたくなったきん肉にメスがいれられると、血がふき出ました。とてもきれいな、赤色でした。弱っていたきん肉が切り落とされると、すばやくぬい合わされました。心ぞうの手じゅつはとても大変で、時間とのたたかいだということが良く分かりました。

 心ぞうの治りょうや手じゅつは、一日一日進歩しつづけているそうで、心ぞうの手じゅつ用のロボットの開発も進んでいるそうです。この後に、血あつと心電図をはかりました。私の心ぞうは正じょうな心ぞうでした。とてもきれいな波線が続いていて、私は健康で良かったと思いました。その次に、屋上でけしきを見ました。ちょっとくもっていて、富士山が見えませんでした。でも、海はとてもきれいで、かん者さんの心も落ち着くような、ゆたかなけしきでした。このけしきを、今日手じゅつしたかん者さんも一日も早く見て、心が落ちついてほしいと思いました。このチャンスをあたえてくれた、S先生と、今日のオペを見せてくれたかん者さんに感しゃしています。

 私は、会うことのできなかった、天国のおばあちゃんがいます。大きな病院で、治りょうを受けましたが、お医者さんとかん者のきょりがありすぎて、とても苦しい治りょうだと聞いていました。もしその前に、S先生に会っていたら、命あるおばあちゃんに、会えたかもしれません。ハートセンターに行ってから、命の大切さが、前よりとても分かるようになりました。これからも自分を大切に、命を大切に、すべての人びとを大切にしていきたいです。


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