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小学生の部
<佳作>

「病院と私」
會澤沙織(11)茨城県ひたちなか市・小学六年生


 私は、病院によく行きます。その理由は、ぜんそくという病気を持っているからです。年に少なくても二回ぐらいは入院します。でも、入院すると、必ず知っている友達がいます。その友達もみんなぜんそくを持っています。私よりひどいぜんそくを持っている子もいたり、こうげん病で車いすを使っている子もいます。でも、みんな明るくて、仲良く遊んだりしていて、とても毎日が楽しかったです。でも、つらいこともかぞえきれないほどありました。さいけつは、いやでみんなでにげたりかくれたりしたこともありました。でも、たくさんのちりょうをして、元気になりました。たまに、私はなんでまだたいいん出来ないのか、という事を考えました。でも、私は絶対に元気になってたいいんしてやると、いつも思っていました。朝のかいしんでは、病院の先生達も明るく接してくれます。少しずつ体調が良くなると、点滴をはずし、少しでも早く退院できるようにと考えてくれたり、食事の大切さを話して元気づけてくれます。看護師さん達は、特にやさしく接してくれます。でも、おこると先生よりこわく、きびしいのです。でも、それは、私達が一日でも早く元気に退院する事を考えてくれているからだと思います。病院である時、私は、主治医の先生にペットを飼いたいといいましたが、ペットの毛がぜんそくには良くないので、飼う事は出来ないと言われました。そんな時もやはり看護師さんは、やさしく、「残念だったね」と、語りかけてくれたり、「元気になればきっと少しずつ大丈夫になるからね」と、励ましてくれました。でも、私はずっと動物を飼う事は無理なのだと思いますが、看護師さんの私を気づかっての言葉は、とてもうれしかったです。このような励ましは、かぞえきれないほどもらいました。痛い点滴は、毎日手にはりがささっていて、両手が使えず、苦労しましたが、点滴が気にならないようにと、看護師さん達は、かわいい布でカバーを作り、かぶせてくれます。小さい子達はとても喜んでいます。

 年間行事では、ふつうの元気な子達がやっていることを出来ないこともたくさんありますが、私達が、病院生活でちりょうがいやにならないようにと、看護師さんを中心に紙しばいを読んでくれたり、こどもの日はパーティーを開いてくれたり、お正月は、お正月関係のパーティー、クリスマスパーティー、ひなまつりの人形を一緒にかざったり、その他にもたくさんの楽しい時間があります。病院で入院している子なりに楽しんでもらえるようにと、看護師さん達が考えてくれて、とても楽しい時間を過ごす事も出来ました。

 そして、少しずつ元気になっていくと、外泊が許可されます。なにより、ずっと病院にいるので、子供でも少しずつストレスもたまってしまいます。だから、とてもうれしい事なのです。同じ病室の人も、「よかったね」と、本当に自分の事のように喜んでくれます。先生の中には、「夜に帰ってくるなよ」なんて、笑いながらじょうだんを言ってくれますが、なによりも、看護師さんと主治医の先生が、すごく喜んでくれます。とても、その外泊ということがうれしくて、外泊から帰ってくると、だいたいがたいいんできます。そういう、うれしい事がおきるように、主治医の先生は、外泊を許可してくれます。これからも、主治医の先生、看護師さんには、たくさんお世話になると思うので主治医の先生の言うことを聞いて、少しずつ元気になっていきたいです。お休みの日にお店で看護師さんに会うと、とてもうれしいです。「病棟じゃなくて、外で会うのっていいね」と、看護師さん。とてもうれしい言葉です。

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