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小学生の部
<佳作>

「私の大事な宝物☆励ましと感謝」
橋爪久美子(12)東京都東村山市・小学六年生


 私は、昨年十月の二十六日、午後十一時すぎに東京都立K小児病院、三―二病棟に入院しました。

 私の病名は「アレルギー性紫斑病」です。「アレルギー」とありますが原因不明で何が原因か分らないので困りました。

 私は、小さいころから元気だけがとりえでした。ですから、まさかこの自分が入院するとは思ってもいませんでした。

 私は入院をしてすぐに絶飲食をよぎなくされました。おなかの炎症をおさえるためです。

 最初の一週間は飲むことも食べることもできなくて点滴だけでした。食べることがなによりも好きな私はがけから落ちる様にテンションが下がりました。

 それから入院してから二週間後にようやく食べることがOKされ喜んでいるのもつかの間……ゼリーを食べたのですがすぐに吐いてしまってまた絶食……。

 「はぁー。ご飯、食べたいよぉー」
と言うとお母さんが、

 「ためいきつかない」
と言ってあることを教えてくれました。

 それは、ナチュラル・キラー(N・K)細胞といって人間の身体の中にあるそうです。病気をやっつける細胞や、病気に打ち勝つ、免えき力が、あるそうです。それは、笑ったり、楽しい事をすると増えるそうです。

 私は笑顔が大好きです。なので毎日、笑うようにしました。

 私は、入院中たくさんの子達と友達になりました。とくに、多かったのが糖尿病の子達でした。びっくりしたのは糖尿病の子達がなんと自分で注射をしていたことです。私は、目が点になってしまいました。

 私は、入院してたくさんの人に励ましてもらいました。仲のいい友達のひろみちゃんは、毎日のように手紙やFAXをくれました。クラスのみんなからは、手紙やカードをたくさんもらいました。とっても元気がでて嬉しかったです。くじけそうになった時に、そうだ、頑張ろうと、勇気がでました。

 この手紙やカードは、私の大事な大事な宝物です。

 私はみんなから励ましをもらっていろんなことに感謝できるようになりました。

 健康でいることに感謝、運動できることに感謝、そして勉強できることに感謝できるようになりました。

 入院中、たいくつな私にお父さんが、

 「好きな本何冊でも買ってあげる」
といってくれて友達に「おもしろいよ!」と言われていた「ダレン・シャン」という本を全巻(十三巻、外伝もふくめて)買ってくれました。バンパイア=吸血鬼のお話です。いまでは、お気に入りの本No1です。

 入院してたくさんの本が読めました。

 もう、本は、大大大好きです。

 私は、本のほかにもお母さんからビーズをもらってビーズのストラップや毛糸をお母さんに買ってきてもらって指編みのマフラーを作ってお世話になったお医者さんや、看護師さんたちやいっしょに入院していた友達にわたしました。みんな喜んでくれました。

 私は、病気になりたくて病気になった人は一人もいない。でも病気になったときにどう考えるか?がとても大事だと思いました。

 どうしてかというとN・K細胞は、笑ったりすると増えるけど笑っていなくてN・K細胞のことを知らない人は?と思いました。なので、病気になったときにどう考えるか大事だと思いました。

 私は、十月二十六日から一月十八日までの八十四日間いろいろな事を学びました。

 励ましをもらうと、元気がでて勇気がでること。入院して、いろいろなことに感謝ができるようになること。N・K細胞のこと。全部、私の大事な宝物ということ。

 いろいろなことを実感しました。

 私は、もし私の知ってる人でも、知らない人でも入院したり、くじけそうになったり、困っている人がいたら、N・K細胞のことを教えてあげて笑顔で励ましてあげたいです。

 私は入院して本当にたくさんの人に励ましてもらったり支えてもらいました。

 だから、次は、私が励ましたり支えてあげる番です。

 この気持ちを忘れずに何事にも恐れずに立ちむかっていきます。

 ガンバルぞぉー!

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