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小学生の部
<佳作>

「つよいからだになりたいな」
島田愛希(7)兵庫県神戸市・小学一年生


 わたくしは、いままで13かい、びょういんににゅういんしたことがあります。ちいさいころは、きかんしえんやはいえんになってにゅういんすることがおおかったけれど、このごろは、けとんせいていけっとうしょうというびょうきにもなってしまいます。けとんせいていけっとうしょうになるとしんどくて、じぶんのちからでたつこともあるくこともできなくなります。すわることもできません。めをあけていることもできなくなるので、いつもわたくしはめをつぶってしまいます。そうなってしまうと、おかあさんがわたくしをおんぶしてびょういんにつれていってくれます。びょういんにつくとけつえきけんさとてんてきをしないといけないので、それがいちばんいやです。でも、わたくしのことをいつもみてくださるせんせいは、とてもやさしいのでがまんができます。

 「あむちゃん、がんばってるなぁ」
といってくださるので、もっとがんばろう、がんばってはやくなおそうとゆうきがわいてきます。

 このまえにゅういんしたとき、わたくしはふつかめからげんきになってきたので、せんせいがびょうしつにきてくださるのをたのしみにしていました。せんせいといろんなおはなしができるからです。

 「せんせいまだかな?」
となんどもおかあさんにきいたりもしました。やっとせんせいがきてくださると、せんせいは、おしょくじのことやてれびのこと、ねこのしゃろんのことやいぬのけりいとまぎいのことなど、たくさんのおはなしをきいてくださいました。それから、せんせいはいつも

 「はっはっはっ」
とおおきなこえでわらうので、わたくしもおもしろくなってわらいます。わらうともっともっとげんきになれるようなきがします。せんせいはびょうしつをでていくときにはかならずわたくしのあたまをぽんぽんとなでてくださるので、それもたのしみです。すこしげんきになると、

 「ちょっとだけならびょうしつからでてもいいよ」
といってくださったので、てんてきをつけたまませんせいのかおをみにいったりもしました。わたくしがいることにきがついて、てをふってくださったのがうれしかったです。にゅういんをしてちりょうをするのは、ほんとうにいやなことです。でもせんせいはいやなことをわすれさせてくださいます。そしてたのしいきもちにさせてくださいます。これは、はやくなおるおまじないなのかなとおもったりもします。

 「おおきくなってきたら、もうこのびょうきにはならないよ」
といってくださったので、わたくしははやくおおきくなりたいです。ぎゅうにゅうをしっかりのんで、きらいなおねぎもすこしずつがんばってたべることができるようにします。とまとやぴいまんもがんばってたべます。だからつよいからだになりたいです。

 せんせい、いつもわたくしにゆうきをくださってありがとうございます。びょうきにまけないつよいからだになれるように、これからもみまもっていてくださいね。

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