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小学生の部
<佳作>
「私は病気にかてるっ!!」
田中 まゆ(10歳)沖縄県沖縄市・小学4年


 私は一年生のころ小学校に毎日ふつうのように通っていました。

 ある日のことです。家で着がえていたら、お母さんに、

 「まゆ、左の太もも少しでかくない?」と言われました。私は、
 「そうかな。太っただけじゃない?」と、気にはしませんでした。

 おふろに入り終わるとお母さんは、

 「やっぱり何かゴリゴリしたのがあるよ」と言ったので次の日、近くにある小さな病院に行きました。

 そこでは、けんさがあまりできなかったので、市内の総合病院にしょうかいされました。その病院でしんさつをして、けんさも受けました。いきなり手術しないとわからないと言われたので、すぐ、お母さんはかってに県立の病院に私をつれて行きました。

 その病院でも見られないと言われ、しょうかい状をもらって大学病院のせいけいげかに移されました。そしてけんさをするうちに病名がわかってきました。二月十四日に手術をしました。初めての手術だったので、あまりこわくはありませんでした。ますいをしたら手術する先生が二人に見えてきてぼんやりしました。

 おきると、ベッドにねていました。六時間ぐらい何も食べたり飲んだりできませんでした。それでとてものどがかわきました。やっと時間がたって飲んだりんごジュースが、その時、とってもおいしく思えました。

 やっぱり手術の後なので、歩くことができません。リハビリもすっごくいたいし、でも一週間で退院できました。少しでも歩くとフラフラしていて、何かにつかまらないといけませんでした。

 その後、学校に行ってみんなと会いました。

 それから半年ぐらいがたちました。

 いつものようにしんさつをしに行きました。けんさをすると、さいはつ。私は何だろうと思いました。それからもまた病気とのたたかいです。いちおう学校には行きました。

 二回目の手術をやろうとするちょくぜんに、きょうじゅが

 「手術をやめましょう」と言ったので、私は今からくるこわい手術がなくなる、と思いました。今考えるとあの時やっておけば、足は今もあったと思います。

 それから、水曜日に治りょうを少しやりました。

 三年生の、夏休みにちょうど入ったころ小児科の先生に、

 「きんきゅう入院です」と言われたので、私は、

 「せっかくの夏休みなのにぃ〜」と思いました。三日間、いとこたちとホテルにとまりに行きました。とっても楽しい三日間だったのでうれしかったです。

 病院にもどると、次の日治りょうをしました。その時病名はもう変わっていました。
 「デスモイド」という病気です。その治りょうは、もう私の体のげんかいちかくまでの治りょうでとてもきつかったです。かみの毛はぬけるし、もういやでした。

 「シーブイ」はくだです。治りょうする子どもは、ほとんど入れています。私は一週間ぐらいでさいけつができなくなりました。それで二回目のいれる手術はとってもこわかったです。もうその時ぐらいになると病気も大きくなっていきます。一回きずぐちから、血も出てきゅうきゅう車もよんだこともあり、もうきずぐちがやぶれ、かさぶたになり、きずぐちにガーゼをあてないといけなくなりました。

 東京のつきじの近くにある、がんセンターに行きました。でも、手術は有明にあるがんセンターでしました。九月二十日です。手術は成こうしました。でもいつも消毒ばかりで少しいたかったけどだんだん楽になっていきました。

 きずぐちがよくなったので、足はローテーション(かいてんじゅつっていうのかな)、ふくらはぎをはんたいにしてくっつけます。

 手術した後、しゅようを調べてみると「おうもんきんにくしゅ」という病名でした。その後、東京の他の病院で治りょうをしていましたが、沖縄でも同じ治りょうができるといわれ、約二カ月ぐらいして沖縄に帰りました。

 一月十四日ぐらいに入院してきて、九月四日に最後の治りょうが終わりました。

 約一年三カ月の長かった入院生活ももう終わり、いよいよ明日、十月五日に退院します。

 これから、ぎそくでリハビリ、かいだんのれんしゅうもがんばります。秋休みです。楽しみです。


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