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普段着のフランス料理:ポタージュ

メインイラスト 「フランス料理」というと、スープで始まり、オードブル、メインディッシュと続いて、最後はチーズ、デザートとコーヒーで締めるコース料理を思い浮かべがちです。しかし、フランスの一般家庭の食卓をのぞくと、意外とシンプルなものです。
野菜のポタージュに、ハムとパンを添え、デザートにはヨーグルト。そんなメニューが夕食だったりします。ポタージュがサラダに、あるいはハムが焼いたお肉に代わることもあるとはいえ、コース料理にはほど遠いものです。
ご飯とみそ汁、焼き魚や煮物、おひたし、漬け物などが、ところ狭しと食卓に並ぶ日本の家庭での夕食と比べると、ちょっと物足りない感じもします。

フランスの食卓によくのぼる、ポタージュの作り方をご紹介しましょう。
適当な大きさに切ったジャガイモ、ニンジン、長ネギ、カブなど数種類の野菜を、圧力鍋を使って短時間で柔らかく煮て、ハンドミキサーを直接鍋に差し込んでとろとろにするだけ。ほんとうに簡単です。塩とこしょうで味つけし、好みで最後に牛乳やクリームを加えます。
ときには、体がよろこぶこんなポタージュスープを作って、フランス家庭のシンプルな夕食を真似してみてはいかがでしょうか。日本の野菜はフランスの野菜と比べて水分が多いので、圧力鍋を使わなくても、普通の鍋で手軽にできます。季節によって、カボチャやサツマイモを加えたり、皮をむいたトマトを入れたりして、味の変化を楽しんでみてください。そして、いっしょに食べるのは、噛みごたえのあるバゲットやパン・ド・カンパーニュが満足感を得られるのでおすすめです。

フランスの家庭では、家に友人を呼んでのパーティや年中行事など、大勢で集まる機会も多くあり、そんなときにはポタージュスープだけではなく、昔ながらの地方料理や、家庭に伝わる「おばあちゃんの味」に、ここぞとばかり腕をふるいます。これについては、またの機会にご紹介しましょう……。


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