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アメリカで変身:テリヤキ

メインイラスト アメリカでは、日本の「テリヤキ=Teriyaki」が広く定着しています。和食レストランだけでなく、街角やモールにあるアジア系のファストフード店でも、「テリヤキ」は定番メニューです。スーパーでも調理済みの「テリヤキチキン」は人気があるようです。

友だちを家に招いて、バーベキュー感覚で庭やテラスで「テリヤキ・パーティ」を楽しむ人たちもいます。ただしアメリカの「テリヤキ」は、日本の元祖「照り焼き」とは、ちょっと違うようです。

日本で「照り焼き」と言えば、ブリの切り身やとり肉などを素焼きしてから、しょうゆ、みりん、酒などを合わせたタレを重ね塗りし、「照り」をつけて香ばしく焼きあげます。たいせつなのはこの仕上げの「照り」。一方、アメリカの「テリヤキ」は、グリルした熱々のチキンやビーフに「テリヤキソース」をトロリとかけたり、「テリヤキソース」に漬けこんで調理する方法が一般的で、仕上げの「照り」はそれほど重視されません。

「テリヤキソース」は、味つけは銘柄やお店によって異なりますが、一般にフルーティで甘みが強いようです。家庭では、既成の瓶詰め「テリヤキソース」が使われています。

味も外見も日本の「照り焼き」とは少し違いますが、ビールを片手にワイワイガヤガヤおしゃべりしながら、「テリヤーキ!」と陽気に食べたくなる一品です。

明治時代にイギリスから伝わった「ウスターソース」から派生して、日本人の味覚に合わせた「とんかつソース」が生まれたように、「テリヤキソース」もまた、現地の人たちの嗜好に合わせてアレンジされ、親しみやすい調理方法で広まっているのですね。


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