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水を数える

水は変幻自在で自由に形を変えられます。そんな水を、私たちは生活の中でさまざまな表現を使って数えています。
たとえば……。
静まり返った夜中の台所に、“ひとしずく” の水音。
真夏の午後、ゴクリと飲み干す、コップ“一杯”の水。
おいしい水は、最後の“一滴”まで味わいつくします。
“ひと筋”の流れは涼を呼びます。
お酒に形を変えれば、一樽、一瓶、一斗、一升、一合、一献。
お茶になれば、一服、一煎。
汁物に変われば、一椀、一汁。
小さな変化も逃さず、水を数えあげているたくさんの言葉は、日本人がいかに繊細な視線で水を見つめてきたかを教えてくれます。

料理できちんと計る時には普通、カップや大さじ、小さじで計量されます。日本では水200ccが1カップですが、これは万国共通ではなく、250ccを1カップとする国もあるようです。外国語や、翻訳された料理レシピを見るときは、気をつけてみましょう。

近年、ミネラルウォーターがペットボトル等で売られるようになり、新たに「一本」という表現が登場し、定着しはじめました。
おいしい水を飲んで、健康で豊かな生活をしたい……。そんな古今東西の変わらない思いは、これからも新しい表現を生み出してゆくのかもしれません。

 

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