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声を出して本を読む − 朗読の楽しみ

メインイラスト 本を読む機会は多くても、声を出して読むことは大人になるとほとんどなくなります。小学生のころ教科書の音読をしてからずっと遠ざかっている人も多いかもしれませんね。
実は、いま「声を出して本を読む」ことが、いろいろな方面から注目されているのです。

まず、内容への理解をより深め、日本語を再発見できるという文化的な側面から朗読が見直されています。黙読より言葉をひとつひとつしっかりと意識できるという利点があるようです。

また、朗読は気軽にできる自己表現の方法でもあります。楽器やダンスを始めるのとは違って、本と自分の声だけで特別な準備なしにできるのも、魅力のひとつですね。
人生を積み重ねてきたいまだからこそ、宮沢賢治や源氏物語といった文学作品を再読したいという気持ちが、「声を出して本を読む」ことを後押ししているようです。

文化的な側面ばかりでなく、健康面からも注目されています。

歌うのと同じように、朗読によりある程度の時間声を出し続けることは、大きく息を吐くことにつながり、その後、大きく息を吸い込むことになります。つまり、自然にゆっくりと深く呼吸するようになっているというのです。

それから、朗読は黙読よりも脳全体の活性化につながっているという説もあります。たしかに黙読は、視覚、即ち目からの情報に頼っているわけですが、朗読となると、自分で発した声を自分で聞く、つまり聴覚、耳からの情報も同時にキャッチしなければならなくなるわけです。さらに、朗読を聴いてもらう人がいると、「相手が理解しているかどうか」も判断することになり、黙読と比べると格段に高度な技術が必要になってくるといわれています。
簡単そうに見える「誰かに声に出して本を読んであげる」行為は、意外に頭も体力も使うということになりますね。

声の持つ独特の温かさは、わたしたちをほっとさせてくれる気がします。デジタルな音や文字データにあふれた生活の中で、たまには便利さやスピード感からはかけ離れた「声を出して本を読む」というゆったりとした時間を作ってみてもいいのかもしれません。
朗読会なども各地で開かれているようです。もちろん、お気に入りの本をご自分で楽しむだけでもおおいに気分転換になることでしょう。


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