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「お茶にしましょう」その3 〜 紅茶を楽しむ

メインイラストゆったりと過ごすひとときのパートナーとして、紅茶を選ぶ人は少なくありません。種類も豊富で手に入れやすく、リーフティーはもとよりティーバックのように簡単に使える商品が出ているのも人気の理由でしょうか。

紅茶の原料は、緑茶や烏龍茶と同じツバキ科ツバキ属の常緑樹「茶」の葉です。発酵させないものが緑茶、半発酵させたものが烏龍茶、そして完全発酵させたものが紅茶です。
生産国はインド、スリランカ、ケニアなど。「ダージリン」や「セイロン」のように産地名で分類され、味や香りにそれぞれ特徴があります。たとえば、ダージリンはさわやかな香味で、特に極上品は「紅茶のシャンペン」と呼ばれるほど。また、アッサムはコクがあってミルクティーに向いているといった具合です。
ただし、同じ産地でもメーカーごとに微妙な差がありますし、一番摘みの「ファースト・フラッシュ」のように特別に格付けされるものもあります。また、いろいろなブレンドティーや、フルーツやバラの花などの香りを加えたフレーバーティーも含めると、驚くほどの種類になります。
世界で生産されるお茶は約300万トンで、そのうち約75%を紅茶が占めるほどですから、種類・製品ともに多いのもうなずけます。

人類が最初にお茶を利用するようになったのは、中国西南部の四川省といわれます。そして中国から蒙古、シベリア、チベット、アラブ諸国へ伝わり、16世紀にポルトガルやオランダの東方貿易が盛んになるのにつれてヨーロッパにも広まりました。ただし、その頃はまだ緑茶と烏龍茶が主流で、英国人の好みに合わせた発酵度の強い紅茶が登場したのは18世紀後半のことでした。
イラストお茶を楽しむ習慣を英国に広めるのに一躍かったのは、ポルトガルから英国王チャールズ二世に嫁いだキャサリン王妃と伝えられています。嫁入り道具として中国製の茶道具と、17世紀当時は銀のように高価だった砂糖を大量に携えてきて、宮廷貴族たちにお茶を振る舞ったというのです。ハイソな方のおしゃれな習慣は、いつの時代も人々の興味をかきたて、流行の源となるものです。
お茶は、中国から世界に広まる過程では、解毒や疲労回復に効く薬と考えられていたと言われますが、やはりそのおいしさ、そしてとりわけ茶器も含めた“お茶の文化”への憧憬あってこその伝播力だったのではないでしょうか。

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医療機関に受診中の方は、それぞれの飲み物の摂取に関して医師の指示に従ってください。

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