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青葉若葉を楽しむ

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ウメ、モクレン、サクラなどの春の花が咲き終わると、新緑の季節がやってきます。
透明感のある若葉が木々にこんもりと生い茂り、春の風にさわさわと揺れて清々しい香りを放ちます。そばにいると、いつのまにか大きく息を吸いこみ、爽快な気分になっています。一年で最も森林浴(→森林浴でリフレッシュ)が心地よく感じられる季節です。

新緑がひときわ美しいのは、ケヤキ、イチョウ、プラタナス、ポプラなど、冬の間に葉を落としていた落葉樹です。
常緑樹のスギ、カシ、マツなどの新葉は、あちらこちらで順々に古葉と替わっていきますが、落葉樹の新葉はいっせいに伸び出てきます。だから、新緑のみずみずしさが格別なのです。

若葉は、“緑”といっても黄色がかった黄緑色をしています。葉の葉緑体に含まれる葉緑素がまだ少なく、黄色の色素が勝っているからです。
日に日に太陽に当たるにつれて、光合成によって葉緑素が増えて、だんだんと緑色が濃くなっていきます。

松尾芭蕉の『奥の細道』に、こんな句があります。

「あらたふと青葉若葉の日の光」

濃淡さまざまな葉と葉の間からもれてくる日の光の、尊く、神聖な様子を表した句です。「青葉」「若葉」と重ねたことで、豊かな新緑が量感をたたえて目にせまってくるようです。
「日の光」は地名の「日光」にかけていて、東照宮の神々しさをも謳っていますが、それを抜きにしても、太陽の光によって緑が育ち、それによって地球上のすべての生命が支えられている自然の営みが、「あらたふと(ああ、尊いことだ)」としみじみ感じられる句ではないでしょうか。

寒くもなく暑くもなく、快適に外出できる新緑のシーズン。
紫外線が強くなってくるので、帽子(→春の帽子)や日傘でしっかりと日除け対策をして、出かけてみませんか?公園の木々や街路樹の新緑が、きっと五感を心地よく目覚めさせてくれることでしょう。


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