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平成28年(2016年)3月5日(土) / 「日医君」だより / 日医ニュース

日本社会福祉士会と協力し地域包括ケアシステム構築を進めていくことを確認

 横倉義武会長は2月23日、今村聡副会長、鈴木邦彦常任理事の同席の下、日医会館を訪れた鎌倉克英日本社会福祉士会会長と会談を行った。
 公益社団法人日本社会福祉士会は「社会福祉士」の職能団体で、社会福祉士の倫理を確立し、専門的技能を研鑽(けんさん)し、社会福祉士の資質と社会的地位向上に努めるとともに、社会福祉の援助を必要とする人々の生活と権利の擁護及び社会福祉の増進に寄与することを目的として設立された団体である。
 現在、全国47都道府県にある社会福祉士会には3万9000名を超える社会福祉士が会員として所属し、活動を行っている。
 会談の中では、鎌倉日本社会福祉士会会長が資料を基に、同団体の活動を詳細に説明。「今後も定期的に意見交換を行いながら、日医との連携を深めていきたい」とした。
 これに対して、横倉会長は、「超高齢社会を迎えているわが国においては、社会福祉士の役割がますます重要になってくる」と述べ、今後の社会福祉士の活動に期待感を表明。
 更に、両会長は、わが国において急ピッチで進められている地域包括ケアシステムの構築に向けて、両団体が協力して取り組んでいくことを確認した。
 日医と福祉系の団体とが正式な会談を行うのは、本年1月6日に行われた全国老人福祉施設協議会との会談別記事参照以来2回目となるが、日医では、今後も介護・福祉系団体との意見交換を重ね、その連携を強めていくことにしている。

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