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平成28年(2016年)3月20日(日) / 日医ニュース

台湾医師会代表団 日本の介護保険施設を視察

日医会館小講堂にて

日医会館小講堂にて

 蘇清泉会長以下執行部役員他総勢50名による台湾医師会代表団が来日し、来年に予定されている台湾における介護保険制度の実施に向けて、日本の介護保険施設等の視察を行った。
 2月25日には、蘇会長、呉運東顧問(元台湾医師会長)等が横倉義武会長を表敬訪問し、松原謙二副会長、石井正三常任理事同席の下に会談が行われた。蘇会長からは、昨年6月の粉塵爆発事故における日医と三学会合同による支援団の派遣及び支援に対するお礼とともに、今回の視察受け入れに対する謝辞が述べられた。
 引き続き、石井常任理事を座長として、厚生労働省老健局による「在宅医療・介護連携の推進について」と題した講演が小講堂で行われた。
 冒頭、横倉会長が高齢化の問題は各国共通の課題であり、日医では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、病床の機能分化と連携、在宅医療・介護の充実、医療従事者の確保と勤務環境の改善等により、国民皆保険の下で「かかりつけ医」を中心とした地域包括ケアの推進を最重要と位置づけた取り組みを展開していることを説明し、今回の視察が実り多いものになることを期待しているとした。
 また、呉顧問の依頼で参加した羽生田俊参議院議員は、「日本の介護保険制度の良いところも悪いところもしっかりと見て頂き、自国の制度が発足する際の参考にして欲しい」と述べた。
永生病院を視察に訪れた代表団 その後、代表団は、東京都医師会の安藤高夫理事が運営する南町田の永生会の介護老人保健施設を見学した。安藤永生会理事長による同会の医療、介護事業についての講演並びに質疑応答の後、施設見学を行った。
 翌26日には、八王子の永生会を訪れ、永生病院の医療療養病棟、介護療養病棟、リハビリ訓練室、回復期病棟及び介護老人保健施設、グループホーム、併設保育園を午前に、午後には南多摩病院をそれぞれ見学した。
 見学後、南多摩病院の益子邦洋院長の講演と安藤理事長のあいさつがあり、蘇会長のお礼の言葉をもって、今回の視察は成功裏に終了した。

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