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平成28年(2016年)8月20日(土) / 南から北から / 日医ニュース

家で金魚すくい

 土曜夜市や花火大会などのイベントに欠かせないのが露店の「金魚すくい」である。子ども達は大好きで、花火大会の時には、夕方の明るい時から現地に行って、金魚すくいを飽きるまでやって10袋ほどぶら提げて戻ってくる。それから花火鑑賞。そのため、酸素の錠剤は必需品である。それらを、何とか家まで持ち帰り、水槽に放つ。土曜夜市でも、ほとんどの時間と小遣いを金魚すくいに費やし、数袋ずつ提げて帰る。大変だ!
 おかげで家の水槽は、その金魚達を飼うために大きなものとなった。そこで思いついた。「これなら家で金魚すくいができるのではないか。そうすれば金魚すくいのために出かけなくてもいいのではないか」と。
 そこで自宅で金魚すくいができるように準備した。「金魚すくい」で見かけるほとんどの金魚は和金(小赤)である。あと、出目金とひれのあるものが琉金である。やや浅めで大きい水槽を購入し、金魚をすくうための「ポイ」も購入する。市内のペットショップで大量購入できた。
 そういえば、金魚すくいの時に、簡単に破れるものと、結構破れにくいものがあることに気づく。露店によっては、1ポイ300円のものと500円のものが選べたりする。
 実は「ポイ」には強度があり、破れやすいものから、しっかりしたものまである。4~7号が販売されているが、4号が強くて破れにくく、7号が破れやすいものになる。
 「全国金魚すくい選手権」という大会が、金魚の聖地、奈良の大和郡山で毎年8月に行われている。5号が使われるそうである。そこで5号を購入し、家で「金魚すくい」をやってみた。
 露店でお金を出して何匹とれるか勝負しているから緊張感があって楽しいのではないかと思っていたが、そうでなくても、子ども達は結構真剣に取り組むものである。時間制限をしていないと、ずーっと金魚すくいをやっている。
 家で「金魚すくい」ができるので、もう露店での金魚すくいには行かなくていいかと思いきや、今では、家での金魚すくいの目的が、夜市や花火大会に備えての練習になっている。しかし、最近は生きている金魚は管理が必要なためか、スーパーボールすくいや玩具の金魚を使った模擬金魚すくいのほうが多く見かけるような気がする。「金魚すくい」の露店は貴重な存在となってきている。
 さあ、家で練習して、夜市や露店で金魚すくいに挑戦しよう。

愛媛県 松山市医師会報 第306号より

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