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平成28年(2016年)11月5日(土) / 南から北から / 日医ニュース

絵画コレクション

 開業して、ライフスタイルが大きく変わったことが2つある。
 1つは、大型犬3匹との生活であり、今回はもう1つのことに関して述べる。
 最初のきっかけは、クリニックに絵を飾ることから始まった。季節ごとに替えるために、主に花(薔薇、コスモス、桜、ひまわりなど)の洋画を集めた。同時に、季節感のある風景画(山、高原、海、湖、河川、ヨーロッパの街角)も集めた。
 原則、日本人の現存する画家の作品を買うことにした。私が買うことにより、少しでも画家の励みになって欲しい気持ちがあるためである。以前は出張するごとに、画廊や百貨店で買い求めたが、売れる画家の作品ばかりであり、取り扱う画家も限定されているのに気付き、美術年鑑や美術市場などの本を参考にして、直接、画家に依頼したり、ネットで買ったりすることが最近では多い。また、シルクスクリーン、リトグラフを買うことも多くなっている。
 最近まで、人物画にはほとんど手を出していなかった。万人受けせず、好みが分かれるので、飾れないと判断していたからである。それでも、九州出身の著名な画家(織田広喜、工藤和男、日高康志など)は、細々と集めていた。
 昨年11月、福岡に出張した折、干支の置物を求めて三越に行った。偶然に、長崎出身の新鋭画家である柏本龍太の作品に出会い、ひとめぼれした。女性を描いているが、清潔感があり、日常の一瞬を表現している。はまりそうである。
 非現実的な願望(家内に笑われる)であるが、元気なうちに引退し、森に別荘を建て、多頭のアイリッシュウルフハウンドを外で放し飼いし、絵画に囲まれ、時の経過を気にせず暮らす夢がある。

宮崎県 日州医事 第798号より

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