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平成29年(2017年)4月20日(木) / プレスリリース / 日医ニュース / 白クマ通信

例外のない受動喫煙対策の強化を求める

 今村聡副会長は、政府が検討している受動喫煙対策を強化する法案に対する日医の考えを改めて説明した。
 同副会長は、まず、たばこの害について、①喫煙は肺がんに限らず、脳卒中、心筋梗塞や慢性閉塞性肺疾患など、多くの疾患の要因にもなり、その年間死亡者数は13万人に上ると言われている②受動喫煙が原因の死亡者は1万5000人いると言われており、たばこは、全ての年齢に影響を及ぼす、まさにサイレントキラーと言える―ことなどを説明。「室内における喫煙は、単なるマナーや嗜好の問題ではなく、国民の健康被害の問題として捉え、抜本的に受動喫煙対策の強化に取り組む姿勢を示す必要がある」との考えを示した。
 また、多数の国会議員から法案に対する反対意見や慎重論が出たため、当初の厚生労働省案から、大きく後退した内容が示されたことについては、「国民の健康増進という視点からは、決して容認することはできない」と述べた。
 その上で、同副会長は、例外を設けることなく受動喫煙対策を進めていくためには、受動喫煙により被害を受ける国民全体で問題意識を共有し、一丸となって取り組む必要があるとの考えの下に、今回、日医で小冊子『あなたのため、そばにいる人のため 禁煙は愛』(写真下)を作成したことを報告。
 小冊子の中では、「日本の受動喫煙対策は世界最低レベルにあること」「たばこはがんだけではなく、さまざまな病気の原因になること」「喫煙者の吸い込む煙と同じくらい、その周囲の人の吸い込む煙は有害であること」などが紹介されていると説明するとともに、「日医は今後も『国民の健康を守る専門家集団』として、今回作成した冊子等を活用しながら、国民にたばこの害を訴え続け、受動喫煙対策を強化する法案の実現を求めていきたい」と述べた。
 なお、本小冊子は、日医のホームページにも同様の内容を掲載するとともに、国民向けのイベント等で活用できるように、PDFファイルとして掲載する予定となっている。

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日本医師会地域医療第三課 TEL:03-3946-2121(代)

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