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平成30年(2018年)8月20日(月) / 日医ニュース

東京・渋谷スクランブル交差点で受動喫煙防止に関する動画を放映

東京・渋谷スクランブル交差点で受動喫煙防止に関する動画を放映

東京・渋谷スクランブル交差点で受動喫煙防止に関する動画を放映

 日医では、受動喫煙防止対策を推進することの重要性を未成年者にも知ってもらうため、30秒の動画を制作し、東京の渋谷スクランブル交差点にある4つの大型ビジョンを使って放映した。
 受動喫煙防止対策の推進に関して、日医では、昨年5月から約2カ月にわたり署名活動を実施し、264万を超える署名を集め、その結果を基に加藤勝信厚生労働大臣に対して受動喫煙防止対策を強化する法律案の早期成立を求めた他、国民にたばこの害について改めてよく知ってもらうため、小冊子『禁煙は愛』を制作するなどの活動を行ってきた。
 今回の動画は、日本を訪れた外国人に自国のたばこ規制の状況を語ってもらうことによって、日本の受動喫煙対策がいかに遅れているかを示すとともに、日医は健康のために受動喫煙のない未来を目指していることを訴える内容となっており、学生が夏休み期間中の8月8日~19日までの12日間、9時から24時まで、1日に90回(1時間に3回の4面同時放映を含む)、合計1080回放映した。
180820f2.jpg 8月1日の定例記者会見で動画の内容を説明した城守国斗常任理事は、「7月18日に受動喫煙対策の強化を盛り込んだ改正健康増進法が成立したことで、日本における受動喫煙対策は一歩進んだと言えるが、その内容は、残念ながら不十分であると言わざるを得ない」と指摘。本動画を一人でも多くの人に見てもらうことで、受動喫煙防止対策の強化を求める機運が高まり、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催までに、より強い規制を盛り込んだ条例を制定する動きが各地に広まることに期待感を示した。
 なお、本動画は日医のホームページでも視聴可能となっている。

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