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平成31年(2019年)2月20日(水) / 日医ニュース

「日医認定産業医」が10万人を突破

 平成30年度第31回常任理事会が1月29日に開催され、当日開かれた運営委員会での審議結果を基に、「日医認定産業医制度における認定産業医(新規・更新)の認定ならびに研修会承認の件」について協議が行われ、提案どおり了承された。
 これにより、今回申請のあった平成30年度第5次新規申請者425名を加えて、日医認定産業医制度の認定者数の合計は10万224名となり、10万人を突破することとなった。
 日医では、平成2年に日医認定産業医制度を創設し、産業医の資質向上と地域保健活動の一環である産業医活動の推進を図るために、所定のカリキュラムに基づく産業医学基礎研修50単位以上を修了した医師、または、それと同等以上の研修を修了したと認められる医師に、申請に基づき「日医認定産業医」の称号を付与し、認定証を交付している。
 10万人を突破したことを受けて、産業保健担当の松本吉郎常任理事は、これまでの関係者の協力に対して謝意を示した上で、「今後は産業医が安心して産業医活動に専念できる環境・体制づくりに向け、各都道府県医師会に設置されている「産業医(部)会」を活用し、日医主導で産業医の全国ネットワークづくりを進めていく他、研修会の開催による産業医のレベルアップや、産業医と事業場のマッチングなども担っていきたい」との考えを改めて示した。

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