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令和元年(2019年)12月5日(木) / 日医ニュース

災害でも平時でも、IT実感

 猛烈な台風が近づく中、web生中継による講演会が予定通り行われた。交通機関は麻痺していたが、ネット回線は機能しており、質疑応答も含めて無事に終了した。通常の形式であったら、開催が危ぶまれたかも知れない。実際にいくつかの研修会は、テレビ会議形式の勉強会として後日に延期されたと聞く。
 キーボード下手な私でも、ITは有用なツールとなっている。院外からレントゲン写真や検査データをチェックすることは、実用の域に達している。実際に、ドカ雪で自分が病院にたどり着けなかった時、院外から専用端末で電子カルテにアクセスし、必要な指示を出すことができた。
 平時でも夜間や休日の急患搬入時は、同様な対応が可能である。仕事から完全に解放されるわけではないが、呼び出されて出向くよりもずっと楽である。出動時の交通事故のリスクもないため、患者の医療安全とともに、医師の安全にも寄与する。加えて、当直医の心細さも軽減される。
 セキュリティー云々を言ったらきりがない。ホワイトハウスですら鉄壁ではない。
 日医はIT化宣言をしており、小生は日医会館とのテレビ会議を時々利用している。地方からでも日医の業務に参加しやすくなり、距離感がぐっと縮まる。もちろんface to faceの意義は大きいので、出向くことを第一としているが。
 特有の脆さなど、何かと批判が多いITも使い方次第であり、診療支援とともに働き方改革の一助となると感じている。

(骨コツ)

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