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令和2年(2020年)6月5日(金) / 南から北から / 日医ニュース

ハワイアンローカルフード

 ハワイ料理は、基本的に味付けが日本料理に近く、やさしいお味でとても好きです。特に「Poke」(ポキ)。生のマグロに海藻、オニオンスライス、青ネギ、ごま油と醤油などで味付けした食べ物で、そのまま食べてもいいですし、ポキ丼にしても最高! 他にもタコポキ、スパイシーポキ等がたくさんスーパーに並んでいます。
 そういえば、「genki­sushi」(日本の店舗のUSA版)に行った時、3種類のポキ丼を頼めたり、軍艦の上に海藻が乗っていたりしてましたね。全てサイズが大きかったので3品ぐらいでおなかいっぱいになっちゃいましたが、似て非なるお寿司が並んでいて面白かったです。
 私が一番愛してやまないのが「チキンロングライス」と「スパむすび」。スパむすびは沖縄でも売っているので、ご存じの方も多いでしょう。スパムを使ったおむすびですね。ハワイでゴルフ(安いのでよく行きます、下手ですが)をすると、18ホールスルーで回り、スパむすびやホットドックを合間で食べますが、これがなんともおいしい。
 「チキンロングライス」は、かなり太い春雨とチキンを生姜味のスープで煮込んだ、とても体にやさしい食べ物。カリカリベーコン、パンケーキ、スクランブルエッグはアメリカの朝食ですが、おなかが疲れていたのでしょうか、夕飯でチキンロングライスが出た時に、思わず何度も頼んで結局食べ過ぎました(苦笑)。
 他にも、「ラウラウ」「カルアピッグ」「ロミロミサーモン」「ポイ」「ピピカウラ」などをハワイ料理専門店で買ってたまに皆で食べます。自宅では作れない製法だそうです。
 ハワイでは、日本、韓国、中国、フイリピン、メキシコ、ベトナム料理等もたくさん食べられています。
 フィリピン料理の「アドボ」は、ポークと酢を使っていて、とてもおいしいです。旦那曰く、フィリピンローカルだけれどハワイアンフードでもあるそうです。それから、「サリサリ」という、たくさんの野菜が入った魚ベースのスープを初めて食べ、ハマりました。
 私の日本での日常は、時間に追われて余ったものをちょっと食べる程度ですが、夕食や休みの時に「今日は何食べよう?」とあれこれ考えます。特に野菜が好きなので、元気がイマイチのときは野菜増し増しのラーメンを食べにいき、パワーを注入します。
 ハワイアンフードをたくさん食べたことで、食事の楽しさを思い出し、日本的な味がやはり好きなんだなと実感。日本に帰ってすぐ納豆を食べたのでした。

長野県 上田市医師会報 574号より

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