日医ニュース
日医ニュース目次 第1009号(平成15年9月20日)

厚生労働省予算概算要求
総額は,20兆円を超す

 平成十六年度厚生労働省予算概算要求の内容が,このほど明らかとなった.
 一般会計の総額は二十兆二千百五十四億円で,平成十五年度予算に比べて八千三百六十七億円,四・三%増となっている.厚生労働省は,予算編成に当たり,「施策・制度の総合化」「安心で活力ある社会づくり」「安定性・公平性の確保」を基本的な視点として,十項目にわたる要求を行っている.
 医療に関連する主な内容は,以下のとおり.
 平成十六年度から始まる臨床研修必修化の円滑な実施(教育指導体制の充実・研修医の処遇改善)に向けて二百十二億円,医療事故の発生予防・再発防止策の一貫として,第三者機関による情報収集・分析・提供を行う事業に一億六千万円がそれぞれ要望された.その他,がん等の生活習慣病対策の推進に九百八十二億円,SARS等の感染症・疾病対策の推進に一千八百三十四億円の確保を目指すとしている.
 なお,社会保障関係費などの義務的経費を概算要求基準額(六千八百七十一億円)の範囲内に収めるための方策については,予算編成過程において引き続き検討することとしている.

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