日医ニュース
日医ニュース目次 第1050号(平成17年6月5日)

日医 定例記者会見
(5月24日)

「医療事故防止研修会」の開催要綱を発表

日医定例記者会見(5月24日)/「医療事故防止研修会」の開催要綱を発表(写真)

 寺岡暉副会長,橋本信也,藤村伸,野中博の各常任理事は,五月二十四日,記者会見に臨み,「日本医師会医療事故防止研修会」の開催について,日医として公式の発表を行った.(写真)
 寺岡副会長は,「日本医師会医療事故防止研修会」について,「安心・安全な医療提供体制を構築することは,日医最大の使命であり,組織をあげて実効性がある取り組みを実施したいと考えている」と説明した.さらに,社会的関心が大きい「いわゆるリピーター医師」を含む医師の再教育や免許証更新の議論に背を向けることなく,組織としての態度と行動を社会に明示しなくてはならないとして,医療事故防止プログラムに則って「医療事故防止研修会」を本年七月か八月には実施する予定であると述べた.
 つづいて,藤村常任理事は,研修会の対象者について,(1)日医,都道府県医師会において把握された医療事故を繰り返す医師会員および医療機関の管理者,(2)(1)にあてはまらないが,「患者の相談窓口」に寄せられる情報などから著しく医師の職業倫理に悖っていると判断され,都道府県医師会が再教育の必要ありと判断する医師会員,(3)自発的参加者,(4)担当理事などを考えていると説明した.
 さらに,藤村常任理事は,昨年十月に,各都道府県医師会を対象に,医療事故を繰り返し起こした会員数を把握するためのアンケート調査を実施したことに触れ,「研修会の対象者は百二十名程度となる見込だが,これには有責の医療事故だけではなくて,いわゆるグレーゾーンのものも入っており,自らは医療事故に関与していないが,施設の管理責任を問われた病院長などが含まれている」と述べた.
 橋本常任理事は,具体的なプログラムを説明.野中常任理事は「医療現場が抱えている,安全確保の難しさを日医会員が率先して再確認し,国民の信頼を得ていくよう努めたい」と抱負を述べた.

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