日医ニュース
日医ニュース目次 第1051号(平成17年6月20日)

中医協
診断群分類の見直しを了承

中医協/診断群分類の見直しを了承(写真) 中央社会保険医療協議会総会ならびに診療報酬基本問題小委員会が,五月二十五日,厚生労働省で開催された.
 診療報酬基本問題小委員会では,特定機能病院における包括評価制度で使用されている診断群分類の見直しについて,議論を行った.
 診断群分類の見直しについては,学会等の臨床専門家等で構成される「診断群分類の妥当性に関する研究班」から,現行の分類のうち三十分類について,可能な限り速やかに見直しを行うことが必要との意見が出されていた.
 当日は,この意見を踏まえて,厚労省事務局から,(1)どれくらいの件数が実施されているか(2)包括評価と出来高評価の差(3)見直した場合の他の分類への影響度について,検証した結果が示された.
 議論の結果,包括評価と出来高評価の乖離が大きく,件数が相当数あると認められる「脳梗塞に対するエダラボン療法」「不整脈に対する電気生理学的検査」「非ホジキンリンパ腫におけるリツキシマブ療法」に関連した九分類については,一時的に出来高評価に戻し(本年七月より),改めて次期診療報酬改定の際に,適切な分類となるよう,見直しを行うこととなった.
 議論のなかで,支払側委員より,診断群分類の見直しをするのであれば,財政中立になることが必要との意見が出された.これに対して,櫻井秀也副会長は,「今回の見直しと財政中立とは関係がない.この制度を導入する際には,診断群分類の見直しは柔軟に行うとされていた.あくまでも財政中立ということにこだわるのであれば,私どもはこの制度をやめてもかまわない」と反発した.
 なお,総会では,医薬品の薬価収載,医療機器の保険適用,高度先進医療専門家会議の検討結果について議論を行い,中医協としてこれを了承した.

このページのトップへ

日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved.