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第1061号(平成17年11月20日) |
第58回日本医師会設立記念医学大会
医学・医療の功労者を顕彰

第五十八回日本医師会設立記念医学大会が,十一月一日,日医会館大講堂で開催された.
大会の冒頭,植松治雄会長は,「日医は設立以来,社会福祉の増進を目的に,一丸となって会務の遂行に努めてきた.諸先輩が長年にわたって築いてきた質の高い地域医療により,今日の国民医療の発展をみているところである.本日は,わが国の保健・医療・福祉に尽力いただいた方々,医学の発展に功績のあった方々に対して,ささやかではあるが,顕彰をもってお報いしたい.また,十月十九日には厚生労働省から医療制度構造改革試案が公表されたが,多くの問題点があり,日医の見解を発表したところである.今後とも,国民医療を守るため,協力をお願いしたい」とあいさつした.
つづいて,来賓を代表して,川崎二郎厚労大臣(松谷有希雄厚労省医政局長代読)が祝辞を述べた.
このあと表彰式に移り,受賞者は一人ずつ登壇し,植松会長から表彰状ならびに記念品目録を受け取った.(写真上)
なお,今回の受賞者は,日本医師会最高優功賞二団体十五名(在任十五年日本医師会代議員一名,在任十五年日本医師会委員会委員一名,「医学,医術の研究により医学,医療の発展又は社会福祉の向上に貢献し,特に功績顕著なる功労者」二団体十三名),日本医師会優功賞五十八名(在任十年日本医師会代議員十九名,在任十年日本医師会委員会委員三十九名),日本医師会医学賞三名,日本医師会医学研究助成費十五名(基礎六名,社会二名,臨床七名)となっている.(関連別記事参照.受賞者一覧は,日医ニュース九月二十日号ならびに十月五日号参照)
最後に,受賞者を代表して,矢崎義雄独立行政法人国立病院機構理事長が登壇し,「今回の受賞を契機に,いっそうの研鑽を重ね,国民のための医療の質の向上を目指して最大の努力を尽くす決意を新たにした」と,謝辞を述べた.
表彰式終了後,日本医師会医学賞を受賞した三氏による記念講演「サイトカインの分子生物学・免疫学的研究」(平野俊夫大阪大学大学院生命機能研究科教授),「インスリン作用と糖尿病発症機序の解明」(春日雅人神戸大学大学院医学系研究科教授),「尿路移行上皮がんの多発性に関する生物学的特性の解析にもとづく,膀胱全摘除術後も尿道から自然排尿可能な手術法の開発」(垣添忠生国立がんセンター総長)が行われた.
なお,白寿会員三十一名,米寿会員四百二十三名の方々には,さらなる長寿を祈念して,銀盃が贈呈されることとなっている.
(詳細は,「日医雑誌」平成十八年一月号別冊参照)
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