第1067号（平成18年2月20日）

日医テレビ健康講座（鹿児島県）
「禁煙のススメ〜思いやりの心でひろげよう〜」をテーマに

　「日本医師会テレビ健康講座―ふれあい健康ネットワーク─」の収録が，鹿児島県医師会ならびに南日本放送の協力のもと，藤村伸常任理事立会いにより，二月四日，南日本放送のスタジオで行われた．
　今回は，「禁煙のススメ〜思いやりの心でひろげよう〜」をテーマに，池田哉鹿児島県医師会副会長が，県医師会の“禁煙”への取り組みを説明し，“思いやりの心で禁煙の輪を広げていきたい”と強調した．（写真右）
　番組は，街頭インタビューで市民の“たばこ”に関する意識をアンケート調査し，地元で人気の男性レポーターが，自ら禁煙指導（ニコチン置換療法）を受けて禁煙に挑戦．さらに，小学校での喫煙防止教育の現場を紹介するなど，ユニークなVTRを織り込みながら進行した．
　また，池田鹿児島県医副会長は，県医師会の事業として，(1)平成十四年度から県医師会に常設している“患者さんの声ダイヤルイン”(2)医師会と県民，行政，メディアが一緒に医療サービスのあり方を考える“すこやか医療タウントーク”(3)各地区で開講されている“親子健康教室”などを挙げて説明．さらに，県医師会が，平成十四年に県医師会館を全館禁煙にし，平成十五年には「禁煙推進宣言」を行ったことや，現在，「子どもたちをタバコから守ろう」と呼び掛け，禁煙支援学術講演会も開催するなど，積極的な禁煙活動を推進している現状を述べた．
　日医の取り組み・主張を紹介するコーナーでは，土屋常任理事が「日医の禁煙への取り組み」について話をした．
　なお，番組は，二月二十六日（日）午後三時三十分から三十分間，南日本放送で放映される予定．
　「日医テレビ健康講座―ふれあい健康ネットワーク─」は，今年度八カ所の収録が，今回ですべて終了した．