日医ニュース
日医ニュース目次 第1069号(平成18年3月20日)

平成17年度学校医講習会
学校・地域保健連携推進事業実施の問題点などを討議

平成17年度学校医講習会/学校・地域保健連携推進事業実施の問題点などを討議(写真) 平成十七年度学校医講習会が,日医主催,日本学校保健会後援で,二月十八日,日医会館で開催された.対象は,日医会員である学校医で,次第は,講演三題とシンポジウムであった.
 冒頭,植松治雄会長(寺岡暉副会長代読)が「社会環境や生活様式の急激な変化は,児童の心身の発達に大きな影響を及ぼしている.学校現場では,いじめ,不登校,性の逸脱,精神的な問題など,内容が多様化し,深刻化している.学校,家庭,地域の連携を密にして学校保健の充実を図る必要があると考えている」とあいさつし,日本学校保健会(会長植松治雄日医会長,内藤昭三専務理事代読)からもあいさつと学校保健会の活動の紹介があった.
 (一)「最近の学校健康教育行政の課題」では,文部科学省の担当官が,薬物乱用・喫煙防止教育の充実などについて話し,(二)「NO SMOKING─受動喫煙の防止と学校敷地内禁煙」(1)医師会の立場から(2)医学的立場から,(三)「食育について」,それぞれ講演があった.
 シンポジウム「学校・地域保健連携推進事業実施の問題点─専門校医普及のために─」では,四名の演者が講演.その後,二名のコメンテーターが加わって,質疑応答を行った.
 このなかで,雪下國雄常任理事は,「学校医として内科医は十分に配置されているが,耳鼻科,眼科などは五〇%程度にとどまっている.広域の制度を組んで,従来の内科校医を主任学校医とし,耳鼻科・眼科を含め,精神科,産婦人科,整形外科,皮膚科などが専門校医として連携を図り,多様化する学校医活動を推進していく必要がある」と述べた.

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