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第1080号(平成18年9月5日) |

8月8日
緊急レセプト調査(プレ調査)報告(4〜6月累計分)
診療所の入院外の総点数は,前年比でマイナス1.20%に

日医は,八月八日の定例記者会見で,二〇〇六年度緊急レセプト調査(プレ調査)四〜六月累計分について,報告した.
この調査は,北海道,石川県,静岡県,福岡県の四道県を対象に行ったもので,客体数六百十九(診療所五百三,病院百十六),総件数は,百八十一万七千件である.
中川俊男常任理事は,「四〜六月分の入院外医療費(総点数)の前年比は,日数を補正すると,厚生労働省の予測では〇・七〜一・七%の増加になるはずであるが,実際には,診療所の入院外総点数の前年比は,マイナス一・二〇%であった.患者数(総件数)はプラス一・七五%であったが,一件当たり点数はマイナス二・九〇%,入院・入院外合計でも,総点数はマイナス一・二一%となった」と報告した(表).
また,「診療所の院内処方・院外処方別では,総点数の前年比は,院内でマイナス二・九五%,院外でプラス〇・二四%であった.院内処方では総日数が前年比減となったことも,総点数の減少に追い打ちをかけた」と説明した.
診療科別総点数(入院外)の前年比は,精神科マイナス七・〇七%,皮膚科マイナス五・一一%,眼科マイナス四・四二%,産婦人科マイナス三・四七%などとなっている.小児科は,五月に北海道,福岡県でインフルエンザが流行した影響で,プラス七・一〇%となっている.
同常任理事は,「病院(入院)は総点数が微増だが,その伸びは厚労省ベースの理論上の伸び(〇〜一%)の最低水準で,自然増が期待できなくなっている状況がうかがえる.今後は,七月からの診療報酬の見直しによる療養病床への影響も踏まえて,厚労省に意見を述べていきたい」とした.
※「四〜六月分の入院外医療費(総点数)の前年比」の理論値は,日医総研の見通しでは自然増がプラス二%あり,改定率がマイナス三・一六%であるため,前年比ではおよそマイナス一%となる.これに四,五,六月の日数調整プラス〇・七%を加味して,およそマイナス〇・三%となると見込んでいた.一方,厚労省では,自然増をプラス三〜四%としており,改定率,日数調整を加味して,前年比は〇・七〜一・七%の増加としている.
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